第26回(最終回)NEW
ホテルは社会の変化に伴って、その機能を拡大させ、発展させてきたが、いよいよ多様化の時代を迎えた。となれば、ホテルに求められるものも多様性だ。あらゆる人々を温かく、優しくおもてなしする精神がますます必要になってくるようだ。
◎文・富田昭次(とみた・…
第25回
ホテル館内には、必ずと言っていいほど、絵画や彫刻などの芸術作品が見られるが、何をどう飾るのか、作品の選択には、そのホテルならではの「おもてなしの精神」が反映される。そして来館者は、作品を通してホテルに愛着を感じるのである。
◎文・富田昭次(とみた…
第8回
広大なものから小ぢんまりしたものまで、規模の大小に違いはあっても、庭園は眺めることの楽しみを与え、人の心に訴えるものまで創造する。そんな庭園の魅力がホテルや旅館のおもてなしに生きている例が少なくない。
◎文・富田昭次(とみた・しょうじ)
ホテル・旅…
第7回
庭なき人々のために共通の緑を
今年9 月に開業20 周年を迎えるホテルインターコンチネンタル東京ベイがこの夏、「森のビアガーデンby シェフズライブステージ・カールトン」を営業している。
これは、宴会場に緑(会期中は衛生面を配慮して人工の緑を使用…
第6回
ホテルのいいところと旅館のいいところを合わせれば、日本独自のいいホテルが出来上がる――こう考えたホテリエがいる。山の上ホテルを創業した吉田俊男だ。彼は、驚くべきことに、自分自身で広告コピーを創案することで「おもてなしの精神」を表現した。
◎文・富田昭次…