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【毛利愼の外食エンターテインメント! Vol.7】

和牛一頭買いの平城苑が実現した業界初!A5等級の和牛食べ放題店、「秋葉原 肉屋横丁」!

2021年01月19日(火)
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 黒毛和牛の一頭買いにこだわり、昨年12月に創業50周年を迎えた老舗焼肉グループ、㈱平城苑がA5等級の黒毛和牛の食べ放題が税別で5000円を切る価格で楽しめる店舗を秋葉原にオープンさせた。そもそもA5等級の和牛の食べ放題事態が自社初の試みだという。そこにこの価格設定をし得るとは平城苑の底力に驚くと共にコロナ禍の生産者支援がきっかけに始まった取り組みである点に心意気を感じる。因みに社長の鏑木氏は初回の緊急事態宣言下も営業休止となった店舗が多くある中、通常と変わらない頭数の和牛を仕入れ続けたそうだ。さらに仕入れに対するスタンスは2度目の緊急事態宣言が発令された今も変わらないとのこと。

 そんな平城苑だからこそ実現できた「秋葉原 肉屋横丁」では焼肉としゃぶしゃぶの2業態が同フロアで展開されている。焼肉は精肉店のようなショーケースを挟んでの対面販売式のスタイル、しゃぶしゃぶはオーダーバイキング式で、いずれも食べ放題メニューのみで営業している。精肉対面販売焼肉店では各々のお客さまがショーケース内にある肉を精肉店のように選んで注文し、スタッフに盛り付けてもらったら自ら席に運ぶのだ。ショーケースの上にはアクリル板が設置され、皿も都度新しいものが使われる。ドリンク類もお客さまがセルフサービスで楽しむドリンクバー形式となっており、厨房で調理されるスターターセットとサイドメニューの提供と会計以外は極力お客さまと店舗サイドが直接接触しない体制が取られており、その点は既存の食べ放題店が習う点が大いにある。

 同店はオープン以来、SNSでの話題も後押しし、売上想定200%以上の業績を達成しつづけているといい既に予約一か月待ちの人気店に成長した。感染者の増加が収まらず外食産業には厳しい状況が続くが、そんな中での平城苑の取り組みに筆者は勇気と外食産業の可能性を感じる次第だ。ビュッフェや食べ放題業態で打開策を模索している企業にはぜひとも「秋葉原 肉屋横丁」の視察をおススメしたいと思う。

焼肉食べ放題のスターターキット。食べ応えのある、バラエティに富んだ構成になっている
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食べ放題プランに含まれている揚げたてのメンチの配り歩き。ソーシャルマナーを守りつつも、お客さまにワクワク感を感じてもらうサービスについては今後も工夫して企画していきたいという
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精肉対面販売のショーケース。デイリーで変わる希少部位やマンゴーカットの和牛カルビなど魅力的な部位が豊富に用意されている
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牛テールがあるなど、健康な和牛の一頭買いをしている平城苑だからこそ提供できるホルモンが提供されている
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和牛放題の殿堂 秋葉原肉屋横丁
https://heijouen.co.jp/shop/20931

【毛利愼の外食エンターテインメント! Vol.7】

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