ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • Wプロフェショナルズ 「求められる人材を探る」 第99 回  ㈱千代田ブライダルハウス 代表取締役社長 元田 徹 氏 × ㈱フェイス 福永 有利子 氏
第99 回 Wプロフェショナルズ 「求められる人材を探る 第99 回  ㈱千代田ブライダルハウス 代表取締役社長 元田 徹 氏 × ㈱フェイス 福永 有利子 氏

個人商店から企業へ さまざま分野を学び相手を 理解することで企業力アップを

【月刊HOTERES 2017年11月号】
2017年11月16日(木)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

㈱フェイス 代表取締役
福永 有利子 氏
レストラン・ゲストハウスのウエディングプランナーから各現場の管理職としてマネジメントを担い、確実に業績を伸ばしてきた。2003年にウエディングプランナー養成スクール講師をはじめ、06年より大学にて非常勤講師として教壇に立ち、現在も教鞭を執っている。06年堂島ホテル婚礼部長に就任、その後08年同ホテル副総支配人に昇任。09年には㈱フェイスを設立し、代表取締役に就任。現在は、ホテル・ゲストハウスを主に成約率向上を目的としたトレーニングや集客戦略立案・実践支援などのコンサルティングに加え、ウエディング全般にわたる支援を行なっている。著書・ウエディングプランナーじゃない、アカンのは上司や! 悩める管理職のアメムチ19の育成術

㈱千代田ブライダルハウス
代表取締役社長
元田 徹 氏
写真館の2代目として沖縄に生まれる。1975 年東京の久保哲朗スタジオ(現:埼玉県在フォトスタジオ ラヴュー)での修行経験を経て、1977 年千代田写真館入社(現千代田ブライダルハウス)写真館業に馴染めず、転職を考えている時に、先代の勧めで、若手写真館の全国組織:PGC(パイオニア・グリーン・サークル)に入会、写真館業の面白さに目覚める。兼ねてより、思い描いていた、衣裳:美容:写真をトータルで提供出来る写真館造りに成人振袖部門より始める、先代が結婚式場の共同経営に乗り出したのを機に、1987 年経営を継承して。ブライダルにおいても、当時では全国でも少なかった、式場案内から衣裳、映像までのトータル・プロデュースを目指して、1995 年に組織を法人化、現在の㈱千代田ブライダルハウスと社名変更、同時に、現在の本社所在地にビーチが目の前の新社屋をオープンする。その後、沖縄リゾート・ウェディングに地元企業として、先駆けて取り組み、子供写真スタジオのブランドとして『れもん館』を立ち上げ現在に至る。元全国PGC 沖縄エリア代表:元全国PGC 長期政策室副室長:元沖縄県北谷町商工会副会長:元沖縄県北谷町観光協会長:現顧問:現全日本ブライダルメイト会員

国内リゾートウエディングのメッカ 沖縄。青い海、青い空、白亜のチャペルはまさにリゾート感満載の雰囲気を醸し出し、国内外の女性たちを魅了させている。近年では需要の増加に着目し、沖縄県外から多くのウエディング企業が乗り出し、年間2 万件を超える市場にチャレンジしている。そんな中、地元沖縄の企業として写真撮影からチャペル運営事業、映像、衣裳レンタル、ヘアメイク、成人式、子ども写真などに取り組んでいるのが元田徹社長率いる㈱千代田ブライダルハウスだ。次世代へのバトンタッチに向けたスタッフ育成や思いをお聞きした。


福永 沖縄は、国内におけるリゾートウエディングを代表する地域として、海外ウエディングでは不動の地位であるハワイに次ぐ勢いで躍進しています。最近はアジア圏を中心とした外国人カップルの挙式、披露宴や撮影などの需要も増加しており、県政上げてウエディング事業に取り組まれています。その中で地元企業として写真や映像、衣裳レンタルなど多様な事業展開をされていらっしゃいます。始めに今日に至るまでの経緯をお聞かせください。

元田 私は2 代目としてウエディングや成人式、子ども写真など人生の節目に欠かせない写真や映像などを手掛けてきました。初代の時代は、典型的な写真館で、私が帰った頃は衣裳屋さんの提携先が極端に減り、経営も苦しいものなっていました、提携先が無くなった事で、打開策として自社で衣裳を成人振袖から揃えて、衣裳室と美容室の運営を始めました。DM による販促活動や展示会などを通じて成人式マーケットを開拓したところ、低迷していた業績が回復してきました。そこで成人式の次の節目となる婚礼に着目し、顧客満足を高めるために、館内ロケができるようスタジオの改装や、カップルにホテルの一室を予約して頂き、宿泊先ホテルの了解の元にロケ撮影を商品化したのもこの頃です。その後、効率化と商品価格の適正化を目指して、当時は、全国でもまだ、数少なかったスタジオと衣裳室、式場案内等をトータルでブライダルをプロデュース出来る社屋を海の側にオープンし、千代田ブライダルハウスとして新たな一歩を踏み出しました。同時にホテルに出向いて、仮設の挙式会場での、沖縄リゾート・ウェディングを始めたのも、この頃です。現在はチャペル運営や結婚後の需要として見込まれる子ども写真も手掛け、成人式から婚礼、そして子ども写真へとつながる運営を展開しています。

月刊HOTERES[ホテレス]最新号
2024年03月15日号
2024年03月15日号
本体6,600円(税込)
【特集】ホテルの未来〜マネジメント人材の育て方〜
【TOP RUNNER】
デュシット・インターナショナル 京都地区エリア総統括支配人…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE