新型コロナウィルスの影響でホテルの需要が大きく落ち込む中、客室の新たな売り方を模索する動きが徐々に広がっている。今こそ他社にはできない、ホテルだからこその強みを武器とし、挑戦をすべきだろう。
先日帝国ホテル 東京が施設の一部を改修し、99 室をサービスアパートメントとして販売すると公表した。最低5 泊からで、利用者は専属サービスアテンダントサービスや駐車場、フィットネスセンターやプール、サウナのほか、ロビーラウンジでのコーヒーや紅茶も無料で利用できる。さらに、有料オプションとして月額定額でランドリーサービスやルームサービスもある。
それを聞いて私はやっと日本でもそういう動きが出てきたかと嬉しくなった。コロナ以前から、東京は世界の都市と比較して高級レジデンスが少ないとずっと感じていたからだ。
2021年2月19日号 FROM THE PUBLISHER 太田 進 無策は愚策
FROM THE PUBLISHER 太田 進 無策は愚策
【月刊HOTERES 2021年02月号】
2021年02月18日(木)