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酒のSP

2018 年のバー業界振り返り 日本のバーが国際競争力を高めるには

【週刊ホテルレストラン2018年12月28日号】
2018年12月28日(金)
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セルリアンタワー東急ホテルのイベントに来日したエリック・ロリンツ氏(左)とフィリップ・ビショフ氏。バーの改装とイベントの内容にホテルの本気度がうかがえる
セルリアンタワー東急ホテルのイベントに来日したエリック・ロリンツ氏(左)とフィリップ・ビショフ氏。バーの改装とイベントの内容にホテルの本気度がうかがえる

 
コンペティションで活躍した先のバーテンダーのあり方にも変化が
 
 今年も日本のカクテルシーンは国際色を強めた。国内3 団体である(一社)日本バーテンダー協会(NBA)、(一社)日本ホテルバーメンズ協会(HBA)、NPO 法人プロフェッショナル・バーテンダーズ機構(PBO)はそれぞれ全国大会を行ない、NBA はGinza Zenith(東京・銀座)の大久保郁さんが、HBA はオーセントホテル小樽(北海道)の八重樫猛氏が、PBO はJBA BAR SUZUKI(東京・銀座)の久野修平氏が優勝した。特にHBA は今大会より、これまでのサービス接遇部門からレギュラーワーク部門に改定。通常営業時を想定した競技が公開で行なわれ、調製手順や速さ、バーテンダー個々の考えが反映された深みのある内容に変わった。
 
 メーカー主催コンペティションは今年も多くの大会が行なわれた。中でも定期的かつ継続的、そして開催規模で見るとディアジオ主催の「WORLD CLASS」とバカルディ主催「Bacardi Legacy」はより高みを望むバーテンダーの世界大会として目標とされる存在になっている。
 
 日本大会から複数のチャレンジ(部門)の総合評価で競い合うWORLD CLASSは毎年、そのハードルが高まっている。今年の日本大会では、BAR AVANTI(東京・銀座)の新井加奈さんが4 部門のうち3 部門を制した。
 
 Bacardi Legacy はザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町(東京・赤坂)の阿部央あきら氏が世界に駒を進めた。コンペティションへのチャレンジに職場のバックアップは欠かせないが、その挑戦をホテルが重要なマーケティングチャンスととらえてプロモートする動きに、これからのホテルバーのあり方を見た。また、大会での優勝こそならなかったが、静岡・掛川のバー「RINGOKAN」の篠原恒治氏は50 歳でのチャレンジ。それまでの地域での活動と全国大会での活躍によって、掛川グランドホテルは非常勤のチーフバーテンダーとして篠原氏に白羽の矢を立てた。専門職としてのバーテンダーを雇用していないようなホテルや旅館にとっての、もう一つのバーのあり方を示している。
 
 国内の全国規模でのコンペティションではサントリー ザ・カクテルアワードが10 月に行なわれ、BAR エルロン(東京・銀座)の澁谷暁典氏がグランプリであるカクテルアワードを受賞。25 年連続で開催された、日本で最も長い歴史を持つメーカー主催コンペティションとして変わらぬ価値とステータスを有している。

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