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第十九回 観光革新の旗手たち  第十九回  株式会社 那須旅 代表取締役社長 八木澤 玲玖 氏 × 東洋大学 国際観光学部 准教授 徳江 順一郎 氏

自身が生まれ育った地域の将来を憂い 高校生での起業を通じて、観光による地域振興を目指す

【週刊ホテルレストラン2018年10月05日号】
2018年10月05日(金)
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事業展開は?
 
徳江 会社を設立してからは、どのような活動をしてきましたか?
 
八木澤 1 年目は、那須の地元での活動が中心となりました。まず会社の存在そのものを知ってもらうことが重要でしたから、なんとか知名度を上げようと色々なことをしました。そして、那須の人たちとのつながりも増やしていきました。2 年目に入り、東京の大学に入ったこともあり、今度は那須を客観的に見るように努めました。
 
徳江 自身の出身地を客観的に、ですか。興味深いですね。
 
八木澤 ええ、これまで当たり前だと思っていたことが、いかにそうでないかを思い知らされました。例えば、那須塩原にいるアルパカのようなものは、当然ながら東京にはいません。私たちは運動会のあとに家族で温泉に行くのが恒例となっていましたが、それも珍しがられます。季節によって、カエルの声やセミの声が聞こえますが、東京では季節を感じません。
 
徳江 つまり、自然や温泉のよさを改めて感じた、ということなのですね。
 
八木澤 実は大学に入るまで、観光のことはあまり知らなかったんです。今は観光学を学びながら、そういった相違点を考える機会ともなり、とても充実しています。
 
小さい頃から経営者を!?
 
徳江 ところで、昔から起業をめざしていたのでしょうか。
 
八木澤 小さい頃にちょうど、自宅の新築が行なわれたんです。そのときに大工さんの仕事を見て、大工になりたい! と考えたりしていました。
 
徳江 意外と(笑)、普通の子供が抱く将来の夢ですね。
 
八木澤 でも、小学生の途中からはアナウンサーになりたいと思うようになりました。そのため、自分で動画を撮ってみたり、学校で必要とあればあらゆる司会をやったりしていました。
 
徳江 アナウンサーですか。有名人志向になったんですね。
 
八木澤 幼い頃から知らない人に話しかけたり、親戚の中でもいつの間にか周りの人たちの中心にいたりしました。どうも目立つのは嫌いではないようで…。
 
徳江 経営者になる人って、そういう人が多いような気がします。
 
八木澤 ですが、高校からは高校の先生になりたいとも考えるようになりました。もともと地理が好きだったこともあり、政治や歴史の面白さも伝えたいと考えたんです。
 
徳江 そうなると私と逆パターンですね。私は経営者から教員になりましたが、八木澤君は教員志望から経営者ですものね。とはいえ、「皆に伝えたい」というのは一貫しているようですね。
 
八木澤 自身が「いいな」と思うものは、やはり色々な人と共有したいと考えます。故郷愛は誰にでもあると思いますが、私はビジネスを通じてそれを色々な人に伝えたい、というのが今の目標ですね。

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