ログイン
検索
  • TOP  > 
  • 記事一覧  > 
  • 2017年新年号 特集Ⅰ「わが社の10年後」  Vol.33  ㈱セリュックスホールディングス 代表取締役 大塚 啓 氏
Vol.33 2017年新年号 特集Ⅰ「わが社の10年後」  Vol.33  ㈱セリュックスホールディングス 代表取締役 大塚 啓 氏

「食」に関わる総合企業になる!

【週刊ホテルレストラン2017年01月06日号】
2017年02月27日(月)
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 ㈱セリュックスホールディングス 代表取締役 大塚 啓 氏
㈱セリュックスホールディングス 代表取締役 大塚 啓 氏

 10 年後のセリュックスホールディングスは、外食企業の、ひいては「食」にかかわる企業として、新しい概念やシステムを確立し、構造を整えること。この分野において№ 1 の企業になることを目指します。
 
 昨今非常に強く思っていることは、外食産業だけに専念して取り組んでいくことは今後難しくなっていくのではないかと考えています。それは、日本の人口が減っていく中で、外食の市場も縮小傾向であり、中食や商品の開発、海外展開などさまざまな面でのストレッチが必要になってくるためです。もちろんそれは、「外食」という分野にとどまるわけではないと思います。しかし、われわれはもともと“ 外食のプロ”。食に関わるさまざまな事業に取り組んでいくことを10 年後の目標として見据えています。人が「食」というものにかける比重は変わっていないと思うので、「食」という軸をぶらすことはありません。
 
 また、10 年後に目指す姿を考えたときに、雇用の問題はさまざまな企業で悩みの一つではないでしょうか。先ほども触れましたように、日本においては少子高齢化による人口減少が進み、労働人口は減少傾向にあります。その対策として今後は、積極的な外国人雇用を行なっていくことも視野に入れたいと考えております。しかし、そのためには採用フローであったり雇用の仕組みであったり、店舗オペレーションの仕組みを整えなければならないと感じています。
 
 加えて、外食産業は労働生産性が、すべての産業の中でも低めであると言われています。労働生産性を上げることは現状では難しいため、通常は10 人で回すようなオペレーションがあったとしたら、3 人で回せるような仕組みを考えることや、極端に言えば、オペレーションがいらないような飲食店の開発も必要になるかもしれません。ハウステンボスの「変なホテル」などは非常に面白いビジネスモデルだと思い、注目しています。また、働く環境を整備していくのも非常に重要です。
 
 そのように努力しても、おそらく10 年後は、日本人だけではなく、外国人の雇用も難しくなってくると考えています。その一方でインバウンドのお客様は増え続けていくので、そちらに対する対応も必要かと思っています。
 
 日本の人口、そして労働人口が減っていく中で、システムを確立し、構造を整えることや変える努力をしていかないと、「食」にかかわる事業の拡大も難しいのではないでしょうか。検証するべきことはまだまだあって、例えば、お店の営業時間に関しても果たして今の一般的なものが正しいのかどうか。現代人のライフスタイルは多岐にわたっているので、もっと異なった形でもいいのではないか、など。意外と面白い結果が見えるかもしれません。
 
「食」という軸を持ちながら、観光の分野に進出するのも面白いかもしれません。外食のプロから見た視点で開発していくことはまだまだ余地があるのではないでしょうか。観光だけに限らずさまざまな分野で生かせる視点が外食にはあるのではないかと思っています。そういう意味では、今後“ コラボレーション” にも注力していきたいです。そのためには、セリュックスという集団が外食のプロで居続けなければなりません。魅力的な企業で居続けることで、さまざまなシナジーが生まれ、選ばれる企業となっていくと考えております。
 
㈱セリュックスホールディングス
http://www.celux.co.jp/
 

週刊ホテルレストラン最新号
2019年04月26日号
2019年04月26日号
本体1,600円(税込)
【特集】トレンドセッターは富裕層 アップスケール化が始動
【トップインタビュー】
ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋 取締役社長 福田…

■業界人必読ニュース

■アクセスランキング

  • 昨日
  • 1週間
  • 1ヶ月
CLOSE