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2021年10月8日号 トップインタビュー ヒルトン沖縄瀬底リゾート 総支配人 前川 博之 氏

トップインタビュー ヒルトン沖縄瀬底リゾート 総支配人 前川 博之 氏

【月刊HOTERES 2021年10月号】
2021年10月07日(木)
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マーケットの見立ては「ポジティブに」戻り来る需要に備える。

----ところで、未来のことは誰も分からないので難しい質問となりますが、マーケットの先行きをどう見ていらっしゃいますでしょうか?

 ヒルトンのグローバルなディスカッションでも「オプティミスティック(楽観的)」という言葉が使われます。ヒルトン沖縄瀬底リゾートでは、いつ需要が回復期に入っても準備ができているように前向きに備えています。国内の個人旅行者の需要が早ければ年内には動き出すかもしれませんし、海外ゲストが来年戻ってきたとしても対応できるように備えます。 

----止まっているだけで未来への備えがなければ戻りくる需要もとれませんからね。
 

ゲスト、地域から愛される「人で成り立つホテル」を目指す。

----目指したいホテルの姿について教えて下さい。

 最終的に目指したいのは、人で成り立つホテルです。ヒルトンではホテルのスタッフをチームメンバーと呼んでおり、私は、そのチームメンバー自体がヒルトン沖縄瀬底リゾートの魅力を最大限に引き出す要だと思っています。弊社には約 150人の多様なチームメンバーが在籍し、沖縄県出身者をはじめヒルトンやコンラッドなどシスターホテル出身の方、そして他ブランドホテルから来てくださった方々もいます。そのそれぞれが高い能力を持っており、それをリードするのは私自身なので、そこにやりがいを感じながら日々過ごしています。まだ成長段階ですが、来ていただけるお客さまにはそのクオリティーを提供していきたいですね。
 
 同時に、地域の皆さまにも受け入れられ、愛されるホテルも目指しています。昨年は自治体にご協力いただき地元・瀬底小学校の児童の皆さまにクリスマスクッキーを贈ったり、英語が得意なスタッフによる英語教室を開催したりしました。また、定期的に行われる瀬底区の清掃活動にも参加させていただいております。これからも、さまざまな行事を通して地域の方と交流し、より良い関係性を築けるよう取り組んで参りたいと思います。 

----ヒルトンではそうした取り組みをグループ全体でやっていらっしゃいますね。

 ヒルトンでは企業責任戦略として「トラベル・ウィズ・パーパス(Travel with Purpose)」を推進しており、世界トップクラスのホテルチェーンとしての社会的影響の大きさを踏まえ、事業や地域社会、サプライチェーン全体で社会的に良い影響を与え環境に配した活動を行なっています。
 
  ヒルトン沖縄瀬底リゾートとして、人で成り立ち、お客さまはもちろん、地域の方はじめ多くの皆さまに愛されるホテルを目指していきます。

 

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