いち早く業務内製化やマルチジョブ、企業間出向事業に着手 セクションを横断する業務効率化でマンパワー不足解消
“風をはらんだヨットの帆”の外観が印象的な横浜・みなとみらいエリアに建つ「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」。今年開業30 周年を迎える。昨年、近隣の山下町エリアに数十年ぶりに外資系ホテルが進出するなど、IR 誘致候補地として注目され、横浜の新たなホテル時代が始まろうとしている。地元に愛されながらも世界に注目される地域を目指して、記念すべき年に総支配人に就任したのが41 年にわたりサービス業界での実績を持つ谷口高広総支配人だ。コロナ禍における取り組みや今後の展望などを伺った。
谷口 高広 氏
(Takahiro Taniguchi)
1980(昭和55)年 東京會舘入社。その後、都内外資系ホテルにて研鑽を積み、1994( 平成6) 年 ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテルにセールスマネージャーとして入社。営業部ではMICE 部門を中心に数多くの国際会議・大型イベントを担当。2005(平成17)年インターコンチネンタル ホテルズ グループ日本支社(現IHG・ANA・ホテルズグループジャパン)に転籍。2011(平成23)年再び横浜の地に戻り、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル 営業部長を経て、2015(平成27)年 副総支配人に。ホテル専用クルーズ船「ル・グラン・ブルー」の運営や外販ビジネスも積極的に行なうなど、事業開発においても手腕を発揮。コロナ禍においては、いち早く業務内製化やマルチジョブの推進、企業間出向事業を導入し、経営改善の一翼を担う。2021(令和3)年2 月15 日付で総支配人に就任、現在に至る。
ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル
URL https://www.interconti.co.jp/yokohama/