新型コロナウイルス感染状況について、国内では1月16日に最初の患者報告があった後、1 月28 日に新型コロナウイルスを感染症法上の「指定感染症」と免疫法上の「免疫感染症」に指定する政令を閣議決定し、2 月7 日に施行しました。日本政府は、2020 年感染症法上、今回の新型コロナウイルスの病原性や感染性について実態が不明である点も考慮し、1 類から3 類感染症に対して行なえる措置のうち必要な対策を選んで組み合わせることができ、内容的には「2 類感染症相当」と定められたのです。その結果、罹りかん患者に対する入院措置、入院費の公費負担、届け出が必須、感染症指定医療機関での治療が原則ですが、無症状者や軽症者の一部に自宅やホテルでの療養等の措置が取られることとなりました。
北村剛史
Takeshi Kitamura
(株)日本ホテルアプレイザル 取締役/(株)サクラクオリティマネジメント 代表取締役/(一社)観光品質認証協会 統括理事不動産鑑定士、MAI(米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科附属システムデザイン・マネジメント研究所研究員。ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である(株)日本ホテルアプレイザルの取締役。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科では「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究活動に従事
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