銀座しんのうの料理イメージ

　東京・銀座に11 月 16 日、薬膳ダイニング「銀座しんのう」がオープンした。同店のオーナーシェフを務める三上康介氏は、北京で開催される薬膳料理のコンテスト「国際養生料理コンテスト」で最優秀の料理人に贈られる「世界美食薬膳名師」の称号を2009 年に日本人として初めて取得した人物で、同店は（株）上昇気流（本社・東京都渋谷区）が展開する独立・開店支援パッケージを利用して開業したもの。薬に頼るのではなく食事や生活習慣を改善して総合的に体のバランスを整える中医学の考え方に基づき、“美味（おい）しくて体によい”酒や料理を提供する「食によるセルフメディケーション」を目指す。

　ランチでは約25 種類の生薬・スパイスを使用した「薬膳カレー」や薬膳ドレッシングを添えた「パワーサラダ」、ディナーでは「しんのう風サムゲタン」や漢方飼料で育った「漢方牛」などをラインアップ。契約農家から仕入れる特別栽培米や牡蠣（かき）など、三上シェフの地元である岩手県を中心とした東北の食材や、旬の食材を多用する。

【銀座しんのう 概要】
所在地：東京都中央区銀座3-11-7／ 店舗面積：33m2 ／ 席数40 席／ 開店時間：〈LUNCH〉11:30 ～15:00、〈DINNER〉17:00 ～ 24:00（L.O.23:00）／定休日：日曜