曲水　完成イメージ

 
　以下、リリースのとおり。
 
◆概要
京都ホテルオークラ3階には、大宴会場1室、中宴会場3室、貴賓室1室が集まり、1室のみを使ったパーティーはもちろん、複数の宴会場を使った企業セミナーや展示会、講演会等の会場としてもご利用いただいております。

今回の改装では、その内の3室、中宴会場「曲水（きょくすい）」、「光舞（こうぶ）」、「金剛（こんごう）」と、会場前ロビーの絨毯を一新。鴨川など自然をモチーフに取り入れ、“自然に抱かれた文化都市 京都”を感じられる空間へと生まれ変わります。また、大宴会場「翠雲（すいうん）」と「金剛」に、高品質な舞台音響で定評のあるヤマハサウンドシステムの音響設備を採用いたします。
 
京都市内の国際会議の開催件数が2018年まで5年連続で過去最高を記録している状況(＊)をふまえ、京都ホテルオークラでは、2017年に最大1,500人収容の大宴会場「暁雲」、2018年に5階小宴会場フロア、本年3月に市内有数の眺望を誇る最上階（17階）のスカイバンケット「アポロン」の改装を順次実施してまいりました。今回の改装により一連の宴会場改装は区切りとなります。2020年度後半開始予定の客室改装と合わせ、館内全体の魅力向上により、MICEや婚礼受注につなげたいと考えております。

(＊)2019年6月 公益財団法人 京都文化交流コンベンションビューロー発表資料に基づきます。
 
【 対 象 】＜絨毯新調＞ 3階 中宴会場「曲水」、「光舞」、「金剛」、会場前ロビー／＜音響設備更新＞ 3階 大宴会場「翠雲」、中宴会場「金剛」
【改装期間】2019年7月22日（月）～8月19日（月）
【 総工費 】約6,200万円
【デザイン・施工】株式会社川島織物セルコン ほか
 

◆デザインイメージ

3階ロビー　完成イメージ

3階ロビー
鴨川が、光に輝く様子をイメージ。碁盤の目に例えられる京都の町並みを意識した格子状のラインの中に、細い放射線で川面のきらめきを表現いたします。チャコールブラウンやグレーといった深みのある落ち着いた色調の空間に。
 
 
金剛 ［収容人数］190名（シアター形式）、［面積］155㎡
宴会場名「金剛」に合わせ、東山から昇る朝日を浴び、ダイヤモンドのように光輝く京都の街をイメージ。ゴールドベージュとモスグリーンを基調とした温かみと華やかさのある色調の中に、端正なダイヤ型の文様を色や密度を変化させながらあしらい、伝統と革新が入り混じる国際都市京都の多様性を表現。
＊一般に「金剛石」はダイヤモンドを表します。
 
光舞 ［収容人数］210名（シアター形式）、［面積］184㎡
濃い茶色をベースに、四季の花や葉を表現した大小のモチーフをイエローで大胆に配しております。宴会場名「光舞」にふさわしく、シャンデリアのやわらかな光を受けた模様が、花のブーケや木漏れ日など、見る人の想像によりそのイメージを変化させます。
 
曲水 ［収容人数］260名（シアター形式）、［面積］224㎡
宴会場名「曲水」にちなみ、京都市内をゆるやかに流れるせせらぎの川面に優しく吹く風と京都の穏やかな空気の流れを表現。古代ギリシア建築のモチーフに使われ、「芸術」や「離れない結び目」などの花言葉をもつアカンサスの葉を、優美な曲線の中にあしらっております。窓から差し込む柔らかな光を活かし、婚礼の会場にも適した華やかで明るい空間にいたします。


《参考》2017年～2019年の宴会場改装の動き
◇2017年8月 ／大宴会場「暁雲」改装
面積1,227㎡、天井高6m、最大収容人数1,500人（シアター形式）と、京都市内のホテルでは最大級の広さを誇る宴会場。約3億円をかけ、専用ロビーも含め絨毯など内装の意匠を変更。スクリーンの増設など、映像・音響設備も一新いたしました。婚礼や展示会、数百名規模の国際会議やシンポジウム会場などにもご利用いただいております。
 
◇2018年6月 ／5階フロア改装
ご宴席の控え室や小規模ミーティングに適した小宴会場（着席で最大25人）5室が集るフロア全体の絨毯を新調。
 
◇2019年3月 ／スカイバンケット「アポロン」改装
最上階、地上約60mに位置し、京都市内有数の眺望を誇る宴会場。約1億円をかけ、専用ロビーも含め絨毯など内装の意匠を変更、音響設備を一新いたしました。
 
京都ホテルオークラ
https://www.hotel.kyoto/okura/