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野村不動産ホールディングス(株) 

「NOHGA HOTEL UENO」(ノーガホテル上野)11月1日(木)開業 ホテル事業を通じ『未来(あした)につながる「街づくり」と「豊かな時の育み」』を推進 

2018年10月25日(木)
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 NOHGA HOTELは、「地域との深いつながりから生まれる素敵な経験」をコンセプトに、同社グループ自らが商品開発、サービス提供をするホテル。今後、同社グループは本件に続き、秋葉原、京都などで事業展開を予定している。
 
Ⅰ.ホテル施設構成
 
(1)ロビーギャラリー(コンシェルジュ/レストラン/ラウンジ)
 コンシェルジュカウンター付近のロビーにはギャラリーとショップを設け、地域のものを中心に日本各地から集めたアートやプロダクトを取り揃える。本エリアのアートはアーツ千代田3331と連携し、地域のアーティストの企画展を年に数回開催し、変化を楽しめる空間作りを目指すとしている。スタッフ自らが発掘してきた地域の連携先をはじめとした魅力的でディープな情報を用意し、ゲストの方にローカルな体験を味わってもらえる提案をおこなう。ロビーと連続する空間として、レストラン・ラウンジ・テラス席が広がり、2階にはライブラリーラウンジ、テラス席と、宿泊者のみならずどなたでも気軽にくつろげるパブリックスペースが楽しめる。

 
(2)客室
「快適な目覚め」をコンセプトに、ファブリックの醸し出す柔らかさと木目の持つ温かみが感じられるインテリアデザインとしている。客室タイプは、ダブル、ツイン、スイートの構成とし、平均客室面積20㎡前半、また洗面台を室内に配置することによって空間に広がりを持たせ、どの客室も2名が宿泊してもゆっくりと快適に過ごすことができ

(3)レストラン(Bistro NOHGA UENO)
 Bistro NOHGAでは、一日の活力につながるようなやさしい味付けのコンテンポラリー料理を用意する。食材は、生産者の顔が見え、極力自然な製法で作られたものや、近隣の店が取り扱うこだわりの食材を使用。日本の旬の食材も積極的に活用し、その時期のおすすめ料理を提供する。食事と相性のよいナチュラルワイン・日本酒・クラフトビールなど数多く用意し、「食事とドリンク」、「ドリンクとグラス」のペアリングにもこだわり、ゲストに驚きと感動を届けるとしている。
 
 朝食は旬の野菜、フルーツなどのビュッフェと洋食3種、和食1種を用意する。「マニュファクチャ」直送のパン、「蕪木」自家焙煎の珈琲、五つ星お米マイスター厳選のお米、「郡司味噌漬物店」の味噌・漬物など、地域のお店の食材をふんだんに取り入れたNOHGAならではの朝食により、快適な朝を楽しめる。

Ⅱ:地域とのつながり
 
「NOHGA HOTEL UENO」では、ホテル内でその地域の文化を感じてもらえるよう、地域の職人やデザイナーと連携したオリジナルのプロダクトやアートなどを各所に配置し、製作しているショップや工房をゲストに紹介することで、地域の人々と世界の人々をつなげる役割を担うとしている。プロダクト、アートの一部はショップにて購入も可能。また、レストラン・ラウンジやスイートルームでは地域の方々と連携したイベントやワークショップなども定期的に開催することを予定している。

【地域連携プロダクト一覧】

【アート】
ホテルの総合的なキュレーターとして黒崎輝男氏が参画しているが、アートにおいても黒崎氏および山本豊津氏の両名をキュレーターに迎え、東京藝術大学卒業生など地域のアーティスト作品を中心にモダンアートを館内に展示する。また、1階のロビーギャラリーについては、両名および3331 Arts Chiyodaと連携し、年に数回企画展を実施し、若手アーティストの発信の場として利用する予定としている。

Ⅲ:オリジナルプロダクト
「NOHGA HOTEL UENO」では地域の方々との連携に加え、日本のモノづくりの魅力をゲストに体験してもらうために、前述の方々以外とも連携しホテルオリジナルのプロダクトを製作している。


地図

 
Ⅳ.今後の事業展開(秋葉原・京都)
 
 日本のホテル市場は、一部高級シティホテルのほか、主に出張需要に対応するビジネスホテルが多数を占める状況にある。一方で、昨今は増加する訪日外国人旅行者をはじめ、宿泊顧客のニーズは多様化し、ホテルに対しても単に利便性や経済性だけではなく、自分の好みやこだわりに合った質を求める動きや、滞在時間中の過ごし方を重視する動きが高まっている。
 
 同社グループは、こうした現状をとらえ、『地域との深いつながりから生まれる素敵な経験』をコンセプトに、新たな価値を提供する、直営ホテル事業を拡大していくとしている。2020年夏に秋葉原、2022年に京都で開業を予定している。
 
 
野村不動産ホールディングス(株)

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