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第2 回 地域の魅力が満載! 首都圏アンテナショップ 第2回  「日本橋 長崎館」/長崎県

長崎県の情報発信拠点として機能を発揮し、 地域活性化と世界文化遺産登録への貢献を

【月刊HOTERES 2018年01月号】
2018年01月19日(金)
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▶続いて施設の特徴を伺えますか。
 
 情報発信に向けたさまざまなイベント開催を可能にするため、広く設けられたイベントゾーンが特徴です。ショップ全体およそ70 坪に対して、イベントゾーンが14 坪と、1/5 程度を占めています。長崎ならではの産品の試食販売や体験型イベントの実施などのほかに文化セミナー、商談会などの開催も行なっており、ショップ全体のにぎわいを創出しています。
 
 また、長崎県へは観光で多くのお客さまにお越しいただいているため、観光案内コーナーを目に付きやすい入り口付近へ設置して、代表的な観光スポットだけではなく、あまり知られていない観光資源も積極的にご案内しています。
 
▶首都圏の情報発信拠点としての役割と、情報発信に向けた取り組みについてお聞かせください。
 
 2016 年は熊本地震の影響を受け国内外の観光客数が減少した長崎県ですが、昨年は主要宿泊施設の宿泊客数は回復傾向に入りました。そんな中で、来館されるお客さまや問い合わせに対し、正確で魅力的な情報を発信することが大きな役割です。その一環として、旅行会社とのタイアップによる長崎観光についての説明会などを行なっています。人気イベントの一つであり、多くの方がお越しになります。
 
 来館者は平成28 年度実績でおよそ37 万人。基本的には週末の集客が多いので、金曜から日曜にかけては常にイベントを実施しています。また、昨年11月には世界文化遺産登録を目指している「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」写真展を開催し、登録の機運醸成を図りました。
 
 あとは地域のトピックスとして、「長崎県の国境離島地域商社プロジェクト」という県内の離島の活性化を目的とした取り組みがあります。外部の力を借り、産品の見直しによる販路拡大から、経済の活性化と雇用の創造を目的としたプロジェクトです。関係のある商品をショップでも取り扱っていますので、販売促進による支援ができればと考えています。
 
▶最後に一押しの商品や商材を教えてください。
 
 日本三大うどんの一つ「五島手延うどん」がありますが、長崎県は、北海道に次いで全国で2 番目の漁獲量を誇る水産資源が豊かな県です。これまでは鮮魚を全国へ出荷し、県の魅力の一つとしてきましたが、それだけではなく、加工品にも力を入れ、農水産物の付加価値を高めていこうとしています。県が認定基準を設けている、こだわりの水産加工品の“平成「長崎俵物」”やこだわりの農産加工品である“長崎四季畑”を広めることで、首都圏における発信拠点としての役割を果たしていきたいと思います。

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