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REPORT ネスレネスプレッソ㈱ 

あらゆるオケージョンにおいて拡大していくコーヒーの存在感

【月刊HOTERES 2017年05月号】
2017年05月26日(金)
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朝食は多様なコーヒーの種類が必要
バーにおけるコーヒーも可能性大
 
続いて和田氏は、ダイニングにおける展開について語った。その立地から、インバウンド比率が平均約70%のハイアット リージェンシー京都では、食べたいもの、飲みたいもの、やりたいこと、欲しいものをはっきりと主張する外国人のお客さまの個別ニーズにしっかりと対応していく必要がある。
 
「朝食のコーヒー一つ取っても、実にさまざまな種類のコーヒーを要求されます」と和田氏は言う。「同じコーヒーでも国によって呼び方が異なりますし、淹れ方が微妙に違う場合もあります。自分のコーヒーの嗜好を激しく主張されるお客さまは多く、国籍によって多様なリクエストが出てきます」
 
ハイアット リージェンシー京都のダイニングには、ネスプレッソの大型マシン「AGUILA 420(アグイラ 420)」が導入されている。
 
「ハイアットグループでは、お客さまの目の前でドリンクを作って提供する、見せるスタイルを基本に展開しています。そのスタイルを忠実に守ろうとしたとき、コーヒーマシンにも優れたデザイン性が求められます」と和田氏は「AGUILA」を選んだポイントについて語る。「さらに多様なメニューに対応できるマシンである点、新鮮なコーヒーをお客さまに提供できる点も重要です。これらの観点から検討した結果、『AGUILA』であれば必要条件を満たしてくれることが分かり導入に至りました。同時に4杯抽出できる『AGUILA 420』は、ダイニングのシーンに適したマシンと言えます」
 
さらに和田氏は、バーにおけるコーヒーの可能性についても強調した。近い将来、メインバーとレストランのバーとを統合し、バーテンダーを行き来させる構想を持つ和田氏は、誰でも簡単においしいコーヒーが同じレベルで出せるネスプレッソマシンを、バーにおいても活用していきたいとしている。「バーと言えばお酒を提供する場所ですが、コーヒーのオーダーもありますし、コーヒーを使ったカクテルのオーダーもあります。マシンをフル活用しながら、創作意欲のあるバーテンダーがメインバーとレストランの間を移動しながらさまざまな挑戦を続けていくことで、フレッシュでエキサイティングな展開を強化していけると思います」
 
オケージョンごとにフィットする
コーヒーマシンをホテルに提案
 
ホテル業界の第一線で活躍している3名のパネリストのトークセッションを通じて、一つのホテルの中でもベニュー別にさまざまな進化が見られることが分かった。その進化の中でコーヒーのトレンドも大きく変化し、新たな時代に求められるシーンづくりにネスプレッソマシンが貢献していることも浮き彫りになった。
 
本嶋氏は「ネスレネスプレッソでは、今後も進化していくホテルにおけるコーヒーの可能性をさらに探求していきたいと考えています」と述べた。
 
HCJ2017 のネスレネスプレッソ展示ブースでも、ベニュー別に分けたソリューションが来場者に向けて紹介された。また、Bar GASLIGHT のオーナーバーテンダー、井口法之氏によって生み出されたアルコール、ノンアルコールの2種類のコーヒーカクテルの提供も行なわれた。ネスプレッソ「グラン・クリュ」の新製品である「エスプレッソ オリジン ブラジル」「ルンゴ オリジン グアテマラ」を使ったオリジナルのスペシャルカクテルが、多くの来場者を楽しませた。展示ブースのコンセプトについて、ネスレネスプレッソ業務用営業部ディレクターのクラフト ポール氏は「今回の展示は、ホテル内にあるさまざまなコーヒーオケージョンに対して、それぞれフィットするコーヒーマシンを提案するという切り口になっています」と語った。「最近ますます重要度が高まってきたイン・ザ・ルーム(客室)をはじめ、バンケットルームとミーティングルーム、レストランとバーのオケージョンにそれぞれ分けて提案を行ないました。『AGUILA』を使ってお客さま自身でコーヒーを淹れていただく形でその魅力をお伝えする試みも、好評を得ることができました」
 
多様なオケージョンにおいて、より便利に、よりおいしく、バリエーション豊かにコーヒーを提供してくれるネスプレッソマシンのラインアップは、これからもホテル、レストランに向けてベニュー別“ 至福の一杯” を追求し続ける。
 

「インバウンドのお客さまが増えて、カフェイン抜きのデカフェの存在が重要度を増してきています」と言うネスレネスプレッソ業務用営業部ディレクター・クラフト ポール氏

ネスプレッソのコーヒーを使った150 杯限定カクテルを来場者に振る舞うBar GASLIGHT オーナーバーテンダー・井口法之氏(2008 年ワールドカクテルコンペティション日本代表・総合第3位)

ブースでは実際に「AGUILA(アグイラ)」や「ZENIUS(ジニアス)」での抽出を体験することもできた
「グラン・クリュ」の味わいを試飲する来場者
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