IHG・ANA・ホテルズグループジャパンの展開するインターコンチネンタルホテルブランドとして初の新規開業ホテルとして2013 年6 月5 日に開業したインターコンチネンタルホテル大阪。同ホテルに昨年4 月に着任したサビーノ・レオーネ氏は着任早々にさまざまな取り組みを行ない、目下業績は着実に良化しているという。急増する訪日外国人旅行者など大きく変わり続ける大阪の市場の中で、インターコンチネンタルホテル大阪はどのようなポジションの確立を目指すのか。着任をして2 年目を迎えたサビーノ・レオーネ氏に聞いた。
インターコンチネンタルホテル大阪 総支配人 サビーノ・レオーネ 氏
ヨーロッパ、アフリカ、中東など
さまざまな地域での経験を持つ
❒ 昨年の4 月に着任をされたわけですが、サビーノ・レオーネ総支配人のこれまでのご経歴について教えてください。
私はフランスのホテル学校を卒業後、1992 年にパリのインターコンチネンタルホテルでホテリエとしてのキャリアをスタートさせてから、25 年間IHG でキャリアを積み上げてきました。
スコットランドのエジンバラ、ドバイ、ナイロビのインターコンチネンタルホテルでFBのキャリアを積み、エリトリアではホテルオープニングを経験しました。その後ロンドンのインターコンチネンタルホテルでFB マネージャーを、次のエジプトのインターコンチネンタルホテルではFB ディレクターとEAMを務め、その後カタールのインターコンチネンタルドーハを経てクラウンプラザ ドーハ ビジネスパークでは総支配人として開業から携わり、フラッグシップホテルと呼ばれるまでに育て上げました。
このインターコンチネンタルホテル大阪は日本だけでなくアジアでも初めて勤務するホテルとなります。
❒ インターコンチネンタルホテル大阪の印象について教えてください。
素晴らしいホテルです。施設はもちろん、情熱ある優秀なスタッフのいるホテルであり、私はとても恵まれていると感じています。そして日本という国も素晴らしいですね。文化も、人々も素晴らしく、私も日本に来てから日々多くの発見があります。