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毛利愼の外食エンターテインメントVol.48

バルニバービが手掛ける、淡路島“Frogs FARM ATMOSPHERE”プロジェクト2022!

2022年07月29日(金)
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“Frogs FARM ATMOSPHERE”プロジェクトは、2019年、「GARB COSTA ORANGE」から始まった。同店は、今では平日の昼時も混みあう、“関西のホットスポット”として人気を博している
“Frogs FARM ATMOSPHERE”プロジェクトは、2019年、「GARB COSTA ORANGE」から始まった。同店は、今では平日の昼時も混みあう、“関西のホットスポット”として人気を博している

街なき場所に街を作る男が、今度は人なき海に賑わいを作っている。ちなみに賑わいといっても、繁華街や商業施設を作ったのではない。淡路島の海や自然と共に、“食べる”をキーワードに地域を盛り上げる、“地方創再生としての賑わい”を作っているのである。その人が誰かと言えば、㈱バルニバービを牽引する、佐藤裕久氏だ。
 
2019年の「GARB COSTA ORANGE(以後、「コスタオレンジ」)」開業から始まった、淡路島北部を走る淡路サンセットライン沿いに展開される、“Frogs FARM ATMOSPHERE”プロジェクトは今年で3年目を迎える。「コスタオレンジ」を起点に、淡路島の西に向かい丁寧に新店舗を広げているプロジェクトも、宿泊施設である「KAMOME SLOW HOTEL」や「KAMOME SLOW HOTEL Sustainable Cottage」「Lazy Inn」を入れて、現在では11店舗になった。いずれの施設も眼前に大阪湾と和歌山湾がつながる海が広がり、サンセットの美しさは三ツ星のごとく、わざわざ訪れるに値する美しさだ。ちなみに「コスタオレンジ」周辺の淡路島西海岸エリアは、プロジェクト始動前は東海岸エリアに比べ、観光地としては賑わいに欠ける面があったという。それが今では三宮と淡路市を結ぶ高速バスに、同店前に泊まる停留所ができるまでに人流ができた。その人気は島全体に広がろうとしており、今夏は、洲本市の大浜海水浴場前に200席を有するビアガーデン&BBQ、「オオハマビーチテラス」も期間限定オープンした。
 
そんな同プロジェクトの各施設を訪れる魅力はたくさんある。名産のたまねぎや近海でとれる魚介類など、プロジェクトの根幹である“食べる”を目的にする場合は「コスタオレンジ」、「淡路島 回転すし 悦三郎」、「中華そば いのうえ」などを訪れるがよし。サンセットを含む自然の美しさを堪能し、チルるのであれば、Lazy Inn」や「PICNIC GARDEN」もいいだろう。サウナーであれば、KAMOME SLOW HOTEL」の海を見ながら入れるサウナで整うのもおススメだ。
 
 このように“Frogs FARM ATMOSPHERE”は魅力満載なエリアだ。ぜひとも、多くの読者に当地を訪れてもらいたいと思う。その際はこれらの魅力が生み出される源泉である、佐藤氏や各施設を運営するスタッフたちの思いにぜひ、触れてもらいたい。
 
 振り返れば、大阪の船場にある1号店の「Hamac de Paradis」開業以来、バルニバービが手掛ける店の魅力は、空間やおいしさと共に”にあると筆者は常に感じてきた。今回同地を訪れた際、淡路島で出会ったすべてのスタッフの方たちから、同社が創業より大切にしているホスピタリティや哲学に寄せる熱さを改めて感じた。その熱さは地元のひとびとにも伝わるものがあるのだろう。現在、さまざまな企業が首都圏より淡路島へと事業参入しているが、中でもバルニバービのスタッフは地元のひとびとからの評判がよく、仲間として受け入れられている人が多いという。施設内にある「酒場 ニューライト」のお客さまの半数が地元のお客さまであるということからも、いかに同社スタッフが地域に馴染み、愛されているのかが解る。
 
 本年、同社は淡路島の旧尾崎小学校を舞台にした新プロジェクト、「SAKIA ーサキアー」を始動した。同プロジェクトでは淡路島の魅力を“広く発信”し、“島内外で融合”させ、“伝統を守る”ことを目指し、“食・アート・学び”をテーマにしたコンテンツを展開していくという。淡路島が同社と共にどのように創再生していくのか? 同施設は、観光目的で訪れてもらいたいのはもちろんのこと、地方創生に携わる事業者には、同社の“取り組み方”に触れるべく、同地を訪れてもらいたいと思う。
 
フロッグス・ファーム
https://frogsfarm.jp/

「コスタオレンジ」では、ミシュランワンスターをとった高島朋樹氏をシェフに迎え、淡路島の食材をふんだんに取り入れたメニューを展開している。テラス席では、眼前に広がる海を眺めながら、波の音と共に至福の時間を楽しむことができる
「コスタオレンジ」では、ミシュランワンスターをとった高島朋樹氏をシェフに迎え、淡路島の食材をふんだんに取り入れたメニューを展開している。テラス席では、眼前に広がる海を眺めながら、波の音と共に至福の時間を楽しむことができる
淡路の水産物を堪能できる「淡路島 回転すし 悦三郎」は、地元の水産会社「森水産」との共同運営している。古民家を活かした上でお洒落なインテリアにしつらえ、回転皿には舘鼻則孝氏のアートを施すなど、今までにない“回転寿司店”を表現した点にも注目だ
淡路の水産物を堪能できる「淡路島 回転すし 悦三郎」は、地元の水産会社「森水産」との共同運営している。古民家を活かした上でお洒落なインテリアにしつらえ、回転皿には舘鼻則孝氏のアートを施すなど、今までにない“回転寿司店”を表現した点にも注目だ
テレビでも紹介され、時間によっては行列もできる人気店の「中華そば いのうえ」。中華そばはもちろんのこと、サイドメニューに至るまで、淡路島の食材、麺、醤油など材料を選び抜いた。加えて、店舗は国内外で活躍する森田恭通氏が初めてデザインした屋台のラーメン店と、多くのこだわりが詰まった究極の淡路産“中華そば”を提供している
テレビでも紹介され、時間によっては行列もできる人気店の「中華そば いのうえ」。中華そばはもちろんのこと、サイドメニューに至るまで、淡路島の食材、麺、醤油など材料を選び抜いた。加えて、店舗は国内外で活躍する森田恭通氏が初めてデザインした屋台のラーメン店と、多くのこだわりが詰まった究極の淡路産“中華そば”を提供している
「KAMOME SLOW HOTEL」の朝食バスケットにも入れられている、湯だねパンがおいしい、「ローカル湯だねパン しまのねこ」。「SAKIA ーサキアー」内の工房でつくられてる焼き立てを毎朝届けている(画像は「KAMOME SLOW HOTEL」朝食)
「KAMOME SLOW HOTEL」の朝食バスケットにも入れられている、湯だねパンがおいしい、「ローカル湯だねパン しまのねこ」。「SAKIA ーサキアー」内の工房でつくられてる焼き立てを毎朝届けている(画像は「KAMOME SLOW HOTEL」朝食)
7月28日には“Frogs FARM ATMOSPHERE”で12軒目の出店となる、京都でビブグルマンを獲得した人気韓国料理店、「ピニョ食堂」オーナー全氏が監修する「きる かか」がオープンした。鶏の旨味が凝縮されたとろりとしたスープなど、辛くない、素朴な味わいの韓国料理が味わえる
7月28日には“Frogs FARM ATMOSPHERE”で12軒目の出店となる、京都でビブグルマンを獲得した人気韓国料理店、「ピニョ食堂」オーナー全氏が監修する「きる かか」がオープンした。鶏の旨味が凝縮されたとろりとしたスープなど、辛くない、素朴な味わいの韓国料理が味わえる
尾崎エリアにある複合施設、「SAKIA ーサキアー」。開業の折には、オープンイベント「SAKIA祭り」を開催し、屋台やビンゴ大会、のど自慢大会、“輝く淡路市”での音頭やこどもたちが遊べるプレイアートなどで盛り上がった
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