モノやサービスを売りたいと考えるとき、ただ売ろう、売ろうとすればどうしてもうまくはいかないだろう。さまざまな工夫やチャレンジを行ない、「それを使いたい」、「そこに行きたい」となるような、シーンづくり、ストーリーづくりが重要と言えるのかもしれない。
その昔、ペプシコーラがコカコーラに大きくシェアを奪われていた時代に、ペプシはいかにしてコカコーラからシェアを奪っていこうかと考えた。そこで、彼らは新しくできるレストランに資金提供をし、その代わりにペプシを置いてもらうようにするなど大変な努力と投資をして着実にそのシェアを奪っていった。
シャンパンでも同様の話がある。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
シーンをつくれ
【月刊HOTERES 2016年04月号】
2016年04月01日(金)