一般社団法人全日本ホテル連盟(本部・東京都千代田区)は12月10日、会員ホテルの2024年11月客室利用率の調査結果を発表した。回答ホテル数は226軒の協力ホテルのうち116軒、調査結果は速報値となる。
同調査によると2024年11月の全国平均は86.3%、前年同月84.5%と1.8ポイント増の結果となった。全国平均では前年実績を上回る結果となり、前月(10月)よりも良い成績であったとのコメントが多かったという。
東京都では93.7%と引き続き前年同月比でプラスとなり、ADRは都内平均で2万円を超えたケースもあったとのこと。大阪府では前年同月比でマイナスであったが、販売価格を重視し稼働を押さえる販売をしたホテルが多くあった結果だと述べる。なお、都内・大阪府ともに韓国からのゲストが減少傾向にあると担当者はコメントする。
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文・オータパブリケイションズ 臼井 usui@ohtapub.co.jp