国内の新型コロナウイルス感染症が発生して以来、1 年以上が経過しましたが、依然としてその脅威は衰えることなく、宿泊市場に大きな影響を与えています。弊会が実施したアンケート調査(全国男女200 名に対するインターネットアンケート調査、2021 年3 月、弊会実施)では、これまで大きな市場を形成してきた、シェアリングエコノミーが、新型コロナウイルス感染症の影響により、大きな影響を受けている可能性があります。他者との共同客室についての意識調査では、以前より重視するとの回答も見られるものの、新型コロナウイルス流行前と比べて、全く重視しないとの回答が17%(以前より非常に重視するとの回答が10%)という結果でした。また、車のシェアについては、全く重視しないが13%(以前より非常に重視するとの回答6%)との結果でした。
北村剛史
Takeshi Kitamura
(株)日本ホテルアプレイザル 代表取締役/(株)サクラクオリティマネジメント 代表取締役/(一社)観光品質認証協会 統括理事
不動産鑑定士、MA(I 米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科在籍時には「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究。
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