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第57回 “風の人”山下裕乃の「THE SHARE」 

第57回  財産やポジションにしがみつく日本人 ~失うものがないときに感じるすがすがしさ~

【週刊ホテルレストラン2018年12月28日号】
2018年12月28日(金)
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㈱オータパブリケイションズ 執行役員
山下裕乃

 
 いよいよ、2018 年も残すところ3 日となりました。この1 年はいかがでしたでしょうか。私はJR 山手線で睡眠中にバッグ丸ごと盗難されたり、ゴルフ場の懇親会場で充電中の携帯電話を充電機含めて盗難されたりなど、何事もリセットだらけの1 年でした。バッグ丸ごと盗難されたときには、財布や免許書、保険証、家の鍵、そして出張帰りだったこともあり、着替えとしてバッグに入れていたお気に入りの乗馬用の赤いパンツまで。まさに裸一貫の状態でした。
 
 裸一貫から財を築くことができれば、ある種の武勇伝になりますが、そうカッコよくいくものではありません。しかし、すべてを失いながらも、5 月初旬の深夜2 時ごろ、バッグの上に載せていたジャケットごと盗まれたため、通気性の良いノースリーブ姿で案内された警察署に向かったとき、なぜか心地よく感じたことを今でも記憶しています。本来であれば、ショックでトボトボと歩くのでしょうが、命以外、もはや何も失うものがありませんので、入学したての小学校1 年生のように大手を振って歩いている自分がいたのです。

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