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新連載 新連載 服部幸應のオリ・パラ対談 第1 回

服部学園 理事長 服部幸應氏 × 「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ 三國清三氏

【月刊HOTERES 2017年04月号】
2017年04月28日(金)
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服部学園 理事長 服部幸應氏
「オテル・ドゥ・ミクニ」オーナーシェフ/一般財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会顧問 三國清三氏

 
今月から毎月一回「服部幸應のオリ・パラ対談」をお届けします。2020 年の東京オリンピック・パラリンピックまでに関係各位に服部幸應氏がインタビュー。進行状況、解決しなければ課題など多方面から切り込んだ内容となる予定です。
 
 
お皿から青い煙
お忙しいところ時間をとっていただきましてありがとうございます。三國シェフと服部先生のお付き合いはずいぶん長いのですね。
 
三國 オテル・ドゥ・ミクニが開業して今年で32 年になります。開業当時服部先生がお見えになりましてリーブル・ドール(ゲストブック)にサインをいただきました。その証拠が今でもくっきり残っています。これは私の宝物になっています。
服部 よく覚えています。今と比べ随分と痩せていましたよね。
三國 昔は剃刀のあだ名がありましたが、今では鉈になってしまいました(笑)。
服部 何を書いたかは覚えていません。
三國 今リーブル・ドールを持ってこさせます。
 
ずいぶん分厚いサイン帳ですね。
 
三國 ここにあります。「必要とされる人間になれ」とサインされています。当時はこの意味の重さをよく理解できませんでした。今となるとその言葉の重さが理解できます。これがホスピタリティーの原点となっています。開高健さんのサインもあります。「入ってきて人生と叫び、出ていって死と叫ぶ」。これを書いてしばらくして逝ってしまいました。ポール・マッカートニーも。世界中から有名人が来店していただき感激です。一人だけ残念な人がいます。高倉健さんです。生まれ故郷である増毛で「駅」の映画撮影をやっていたこともあり、どうしてもサインが欲しかったのですが緊張してお願いすることができませんでした。
 
緊張するとそういうことも起きますよね。服部先生の三國さんに対する印象はどんなことがありますか。
 
服部 いろいろなところでキッチンをのぞく機会がありましたが、三國さんのところでは皿から青い煙が出ていて大変びっくりしました。ほかにそんな光景見たことありません。料理に対する情熱がフライパンを通して噴き出していたように記憶しています。

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