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ハードロック・インターナショナルが日本法人を設立 

カジノ業界での経験豊富なエドワード・トレーシー氏が最高経営責任者に

2017年02月01日(水)
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 現在74カ国以上で業務展開をしているハードロック・インターナショナルは、日本支社となるハードロック・ジャパン㈱を設立し、同社の最高経営責任者(CEO)としてエドワード・トレーシー氏を任命すると発表した。カジノ業界での経験豊富なトレーシー氏の抜擢は、今後の日本市場における事業拡張に向けた戦略的な動きとなる。
 
 同社は1983年にWDIグループとともに国内初のハードロックカフェを開業以来、日本における事業を30年以上に渡って展開している。日本国内 6軒のハードロックカフェ、そして世界各地で24軒のホテルと11箇所のカジノ施設を展開する同社は、卓越したエンターテインメントおよび接客産業施設の開発・運営において、確固とした実績を残している。先月の日本における「統合型リゾート(IR)整備推進法」の成立を受け、同社ではこれまでの経験と実績を活かし、日本における統合型リゾート開発のための免許を取得できるよう活動していくとしている。
 

 
 エドワード・トレーシー氏は2010年7月にラスベガス・サンズ・コープの子会社であるサンズ・チャイナに社長兼チーフ・オペレーティング・オフィサー(COO)として入社。2011年7月には最高経営責任者(CEO)へと昇進し、計1万3千の客室と3万人の従業員を擁し、収益、規模、コンテンツ等の面で中華圏内最大である統合型リゾートの指揮をとった。2014年10月には米経営学誌のハーバード・ビジネス・レビューが毎年発表している「世界のCEOベスト100 (The Best-Performing CEOs in the World)」に選出された。チャイナ・サンズに入社以前は、アメリカ国内の複数のカジノ施設を運営するキャピタル・ゲーミング社の最高経営責任者(CEO)を務めた。同職以前はトランプ・オーガナイゼーションの社長兼最高経営責任者(CEO)として、1万2500人の社員、3000客室のラグジュアリー・クラスのホテル、24万平方フィート(約2万2,300平方メートル)のカジノ施設の監督を担っている。

 
 日本法人の設立およびトレーシーの任命は、弊社のアジア地区における積極的な開発計画と業務拡張へのコミットメントをより強固にする施策の一環となるとしている。

「サンズ・チャイナやトランプ・オーガナイゼーションで最高経営責任者(CEO)を歴任したトレーシーは、30年以上に及ぶカジノ施設、接客産業、そして統合型リゾートの経験を弊社にもたらすこととなります。彼が日本における事業の指揮を巧みにとり、新たなリーダーシップの元、さらに弊社のビジネスが拡張することを確信しております」(ハードロック・インターナショナルのジム・アレン会長コメント)


ハードロック・インターナショナル
www.hardrock.com

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