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第9 回 シロメィワインと巡り会う 

第9回  国際色豊かな麻布十番にオージーが集うカジュアルダイニングが誕生

【月刊HOTERES 2016年05月号】
2016年05月13日(金)
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ひと皿で満腹になるボリュームのTERRA サラダ(¥1,000)にはパーフェクト・デイのアンウッデッド・シャルドネをチョイス。オープン記念としてグラスワインは500 円でサービス中。

住民の約10%が外国人である東京・港区。なかでも在日外国大使館や公邸を近隣に擁し、日本でもっともインターナショナルなエリアである麻布十番に、この4 月、オーストラリア人たちが夜な夜な訪れるスポットが誕生した。「TERRA Azabu-juban( テラ麻布十番)」――今年1 月に東京・北参道/千駄ヶ谷にオープンした「TERRA AUSTRALIS(テラ・アウストラリス)」の2 号店である。オージーが集まる場所にはオーストラリアのプレミアムワインSIRROMET(シロメィ) が欠かせないというわけで、さっそくチェックしに出かけてみた。


人気の「自家製シャルキュトリープレート」にはシグネチャー・コレクションのスパークリング・レッドが好相性。

グラス1杯から、さっと立ち寄れる気楽さ
 まず印象に残るのはオーストラリア大使館から徒歩7 分、麻布十番の中心である広場(パティオ十番)より徒歩1 分というロケーションのよさだ。夕方ともなればふらりと外国人の男性がやってきて、ワインをグラスで1 杯、2 杯。女性のふたり連れはサラダとシャルキュトリー盛り合わせをシェアして軽いディナーに代える様子。数時間見ていただけで、この店が麻布十番というインターナショナルな街にすんなりと受け入れられている様子が見てとれる。
 
 「オーストラリア大使館が近いことから、オージーの利用が多いですね。ランチや仕事帰りの一杯など自由にお使いいただいています」と語るのは、「テラ・アウストラリス」とともに総料理長を務める福田浩二氏。気軽に使ってほしいという思いから、この店を11 時から22 時まで通しで営業するオールデイダイニングとした。メニューにも「タスマニアンスモーク トラウトのフィッシュケーキ」(1pc¥300)や、「パルメザンチーズとトリュフのフレンチフライ」(¥600)など、ワインが進みそうなタパスが並んでいる。お供はもちろんシロメィだが、グラスワインにはあえてカジュアルな「パーフェクト・デイ」をチョイスした。

一枚板のカウンターなどウッドが基調で落ち着ける店内。
カフェやスタンディングバーとしても利用OK。

 「カジュアルなバルスタイルなので、ワインもたくさん飲んでいただきたくて。これから夏に向かってパーフェクト・デイのアンウッデッド・シャルドネ2014 の人気が高まりそうです。発酵にも熟成にもあえて樽を使わず、果実本来のキャラクターが前面に出ているフレッシュな1 本。サラダやキッシュはもちろん、ハンバーガーやペリぺリチキン(スパイシーなフライドチキン)など軽い肉料理にもあわせていただけます」
 
 もうひとつの看板メニューである「シャルキュトリープレート」(¥1,800)にはシロメィの顔ともいえるシグネチャー・コレクションのスパークリング・レッドをすすめる。「バランスのよいタンニンが肉の旨みを引き立てます。やっぱり夏はよく冷やしておすすめしたいですね」
 
 今年は街の名物である麻布十番祭りにも参加を検討しているそうだが、キリリと冷えたシロメィワインが祭りでも飲めるなら楽しみだ。またひとつ、美食大陸オーストラリアを味わえる新名所が東京に誕生したという喜ばしいニュースである。

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