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2023年5月26日号 トップインタビュー シルクスホテルグループ 代表 スティーブン・パン氏 /ミナトクリエイト(株) 代表取締役 木下 仁湊氏

トップインタビュー シルクスホテルグループ 代表 スティーブン・パン氏 /ミナトクリエイト(株) 代表取締役 木下 仁湊氏

【月刊HOTERES 2023年05月号】
2023年05月25日(木)
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----木下さんは不動産事業のプロフェッショナルとして、ホテルの数が飽和状態とも言われる大阪のマーケットをどう見ていますか。

木下 大阪は確かにホテルの数は多いですが、ホテル選びにおいては、利便性も重要視されるものです。つまり増えたとはいえ、ホテルには向いていない地域にあるブランドも多いのではないでしょうか。そういったホテルとの差別化という意味では、私たちのホテルは最適な場所にあるのではないかと考えています。

なぜなら弊社は元々不動産事業がメインで、土地建物の取得時には、資産価値から考えます。こちらはホテルだけでなく、オフィスや商業ビルとしても十分採算が成り立つエリアです。そういう場所ですから、新たにホテルを開業するに当たっての懸念はありませんでした。

ただ、そうは言ってもホテル運営は未経験です。ですからどこかのホテル会社にマネジメントを任せざるを得ず、その矢先にシルクスグループからありがたいお話をいただいたのです。同グループは台湾で最大手ですし、これはチャンスだと感じて、銀行などと厳しい交渉を重ねましたが、無事開業に辿り着くことができました。

----ミナトクリエイト社の今後の展開について教えてください。

木下 「ジャストスリープホテル大阪心斎橋」は客室 100室のホテルです。もちろん開業からしばらくは多忙となりますが、仕事が平準化していきますと、次のホテルを開業しても、現況のスタッフを派遣できると考えています。ですからその頃に、JR大阪駅から南海難波駅までの間で、まずは 1軒ホテルを開業予定です。そして、2軒目が軌道に乗ればもう1軒、トータル3軒、合計 300室を現在の目標にしています。東京進出も夢ではあるのですが、まずは大阪で足場を固めていくことに注力して参ります。

----パンさんは今後の日本での展開はどのようにお考えでしょうか。

パン 「どのエリア」ということではなく、私たちと理念が一致する同志をみつけて、共にホテル経営をしていきたいと考えています。ホテルは不動産ではありますが、人という部分がかなりの割合を占める事業だと考えています。ですから運営にはパートナー選びが重要ですね。そういった意味では、まずは信頼する木下さんと一緒に、ここ大阪で何軒かのホテルを開業したいと考えています。その後、別のエリアでも開拓を進めていきたきたいと思っています。

 

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