旅行検索サービスを提供する（株）atta（本社・東京都港区）は 10月 4日、緊急事態宣言解除直後の国内旅行に対する意識調査の結果を発表した。
 同調査はスマートフォンリサーチにて全国20.59歳を対象に、10月 1日（比較対象 9月 1日での同調査）に国内旅行における意識を調査し、1054人の回答結果をまとめたもの。
 
「自由に国内旅行に出かけられるようになるのはいつごろになるのか」の項目では、「22年内」（51％）、「23年内」（21％）、「24年以降」（15％）、「21年内」（13％）との結果。9月時点では「22年内」（45％）、「21年内」（2％）であり、前回調査時よりも早い段階で国内旅行が可能になるとの見込みであった。「国内旅行に出かけられる状態になるために必要な要件」の項目では、「日本全国的にコロナ感染者数が減少」（69.5％）が最多回答であり、以下、「コロナ感染者用の飲み薬などの明確な治療方法の確立」（55.2％）、「緊急事態宣言やまんえん防止措置などが全国的に発令されていない」（45.8％）の結果となった。

「自由に国内旅行に出かけられるようになったときの希望旅行先」の項目では、「北海道」（45％）、「沖縄県」（39％）、「関西」（30％）と、9月時点と同様の傾向となった。
 

図表　国内旅行の可否見込み