こちらで何度も書かせていただいている通り、近未来はロボットやAI の発達によって中途半端なサービスパーソンはそれらに取って代わられるであろう。一方で、優秀なサービスパーソンはその価値を認められることとなる。優秀なサービスパーソンを育て、残していくことが、ひいてはサービスパーソンの地位向上につながっていくはずだ。
私が長年お付き合いをさせていただいているシェフの一人に脇屋友詞さんがいる。彼のところでサービス全般を統括している支配人の萩原清澄氏が、このほど『サービスマンという病い』(幻冬舎)を出版された。その冒頭の挨拶から紹介をさせていただきたい。
「これは『レストランでサービスすること』に取り憑かれ、寝ても覚めても『どうすれば人の心を読み、つかめるか』が頭から離れない人間が、日々考え、実践してきたことを克明に記した本です。
FROM THE PUBLISHER ——太田 進——
サービスパーソンの地位向上
【月刊HOTERES 2016年08月号】
2016年08月12日(金)