2025年4月21日、小社月刊『HOTERES』主催による「ホテルマネジメントセミナーin東海」が、名古屋の新たなランドマークとして注目を集める「TIAD, Autograph Collection」にて開催された。本セミナーは、東海地域におけるホテル業界の最新課題と展望を共有する貴重な場として、多くの業界関係者が集まり、熱気に包まれた一日となった。
開幕を飾ったパネルディスカッションでは、「名古屋ホテルマーケット・ホテルブライダルの未来」をテーマに、地元を代表するTIADのブライダルスタッフや、エスプレシーボ・コムの安東徳子氏、小社サポーター山下裕乃が登壇。モデレーターは、HOTERES編集部編集長の林田研二が務め、リアルとラグジュアリー、そしてブライダルの融合による名古屋マーケットの可能性を深掘りした。
続くキーノートセッションでは、最新のソリューションや業界トレンドが次々と紹介された。株式会社MASS 鎌田拓史氏による「補助金×初期費用0円モデル」の提示や、株式会社EDEYANS 大月北斗氏によるハウスキーピングDXの実例、IDeaS Revenue Solutions 平佐多彬氏による価格設計の革新、そしてTradFit株式会社 戸田良樹氏が語る生成AIによるDX事例は、いずれも今後の業界の方向性を照らす内容で、参加者の関心を集めた。
午後のパネルディスカッション第2部では、「東海ホテルマーケットの未来」をテーマに、TIAD 総支配人 中田匡彦氏、東急ホテルズ&リゾーツ 名古屋東急ホテル 執行役員総支配人 斉藤克弥氏らが登壇。地域の競争環境や人材育成、DXへの適応など、現場のリアルな声とともに、これからのホテル経営のヒントが多数語られた。
また、展示ブースでは協賛各社が最新ソリューションを紹介し、休憩時間にも活発な交流が生まれた。
次回の「HOTERES EXPO 2025 東京」(5月13日開催・品川プリンスホテル)にも期待が高まる中、本セミナーは「学び」と「出会い」を融合した、充実の一日となった。
ホテレス編集部