コロナは前例のない危機である一方で会社として強くなれる機会 ヒルトンの成長戦略はコロナで揺らぐことはない。 中長期的な成長戦略を持ち、取り組んでいく。
1963 年に日本初のグローバルホテルブランドとしてヒルトン東京(旧東京ヒルトン)を開業以来、日本で58 年の歴史を持つヒルトン。その間に幾多の苦境を乗り越えてきた同社の日本・韓国・ミクロネシア地区 運営最高責任者であるティモシー・ソーパー氏は、今回の新型コロナウィルスによる影響を前例ない危機であるとしつつも、新たな成長機会であると語る。同社のコロナ禍における状況や取り組み、そして描く展望について、ソーパー氏に聞いた。
Profile
ティモシー・ソーパー 氏
(Timothy Soper)
1988 年、ヒルトン・ロンドン・オリンピア料飲部門ディレクターとして入社。以来30 年以上にわたってヒルトンの要職を歴任し、その間、ヒルトン名古屋、ヒルトン東京ベイ、および韓国のヒルトン慶州、ミレニアム・ヒルトン・ソウルの総支配人を務める。その後中国圏・モンゴル地区運営最高責任者を経て2012 年10 月より現職。