新宿区役所前カプセルホテルの外観(左)、カプセ ルベッド(右)
(株)ナインアワーズ(本社・東京都千代田区)は、新型コロナウイルス感染拡大によるホテル業界への影響は過去に例を見ないほど甚大で現状のままでは事業継続が難しくなる運営会社が急増しかねない状況であるとし、今後の新たな取り組みとして本格的に宿泊再生事業の展開拡大に乗り出すことを発表した。昨年末の増資による盤石な財務状況と、培ってきた企画力・運営力を強みとする。
なお、同社では、これまで従来型のカプセルホテルやビジネスホテルの再生・コンサル事業を6 店手掛け、売り上げを2 倍超にするなどの実績を持つ。
この取り組みの1 号案件として旧運営会社から依頼を受け、JR「新宿」駅から徒歩約4 分に位置する都内最大規模のカプセルホテル「新宿区役所前カプセルホテル」(1987 年オープン)の再生を5 月1 日より始動。既存ブランドを維持しながら、ナインアワーズ事業にて開発したシステムやマーケティングノウハウ、ミニマルなオペレーションを駆使して事業収益最大化を目指すという。
【新宿区役所前カプセルホテル 概要】
所在地:東京都新宿区歌舞伎町1-2-5 東陽ビル内
施設構成:ベッド426 床(男性334 床、女性92 床)、サウナ&大浴場(男性用)、ラウンジほか