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酒のSP

「SAKURAO GIN HAMAGOU」ニューヨークの酒類コンペで最高金賞を獲った豊かな香り | 中国醸造㈱

2019年10月08日(火)
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​カテゴリー内の最高賞である「BEST IN CLASS」も同時受賞

 海外で日本のクラフトジンが評価をさらに高めている。広島で日本酒や焼酎、スピリッツやリキュール、ウイスキーなど幅広く酒類を製造する中国醸造㈱(広島県廿日市市、白井浩一郎社長)が造るジン「SAKURAO GIN HAMAGOU」が、ニューヨーク・ワールド・ワイン&スピリッツ・コンペティションで「BEST IN CLASS」と最高金賞である「Double Gold」を受賞した。
 このコンペティションは2000年に米国で設立された世界最大規模の酒類コンペティションで、「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション」などと並び米国で最も権威のあるコンペティションの一つとされている。ブラインド審査を経て「SAKURAO GIN HAMAGOU」は、それぞれの酒類カテゴリーの中で最も優れた評価である「BEST IN CLASS」もジンカテゴリーで受賞した。

ハマゴウの香りがボトルカラーと同調するように鮮かだ
ジンの蒸留器。酒類製造の技術も高く評価されている

広島県産ボタニカルへのこだわりと酒造りへの情熱

 ジンを中心としたクラフトスピリッツは、言わずと知れた世界的なトレンドだ。国内でも焼酎メーカーのジン製造開始、ウイスキー市場への参入というニュースももはや珍しいものではなくなった。
 1918年に設立された中国醸造は、100周年を迎える2018年に「SAKURAO DISTILLERY」を設立。洋酒づくりの新たな挑戦をスタートした広島のクラフト蒸留所だが、ジン造りではその本気度、地元産へのこだわりにも一目置かれている。スタンダードの「SAKURAO GIN ORIGINAL」はレモンをはじめとした広島の柑橘にひのきやシソ、ショウガなどのボタニカルに広島産。浸漬と蒸留過程における香気抽出の二つの製法を用いる蒸留技術が香りと味わいを豊かにする。「SAKURAO GIN LIMITED」は、廿日市の桜の花びらや牡蠣殻、そしてジンの定義の一つであるジュニパーベリーまで広島に自生しているものを用いた正真正銘“オール広島”のクラフトジンとして話題になっていた。
 さらに、夏の浜辺で鮮やかな紫色の花を咲かせるハマゴウを加えた「SAKURAO GIN HAMAGOU」は、古くは香として親しまれてきたさわやかな香りで、知られざる“ボタニカルの聖地”宮島に飲み手を誘うような風味が評価された。世界遺産である宮島を対岸に望み、テーマである「伝統と革新で、広島から世界へ」を具現化するクラフトジンは、日本の洋酒を求める外国人はもとより、日本人にも日本の良さを再認識させる酒としてバックバーやドリンクリストでの存在感を強めている。

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