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酒のSP

ルイ13 世がNFC 搭載の「スマートデキャンタ」を発表  個体識別とユーザーのソサエティ化進める

【月刊HOTERES 2019年08月号】
2019年08月23日(金)
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「開封する喜び」を担保する
つながる喜びとセキュリティー

 
スマート・デキャンタのもう一つの特徴は、開封によってアクセスを可能にしていることにある。デキャンタのキャップシールをはがすことで初めてNFC が機能するというものだ。
 
「デザインやコニャックそのものの美しさや輝きも魅力的だが、エレガントな香りが解き放たれる瞬間の喜びというものもルイ13 世は大切にしたい」
 
醸造や熟成など、原酒の生産に携わっていたというルイ13 世アジア・パシフィック統括ディレクターのヴァンサン・ジェレ氏の言葉には、パッケージはもとより、ブランドの根幹はコニャックそのものにあるという信念が感じられる。輸入・販売するRÉMY COINTREAUJAPAN ㈱の宮﨑俊治社長は、
 
「ルイ13 世はクラシックなコニャックだが、オリエント急行や豪華客船ノルマンディー号、コンコルドにも採用されるなど、常に時代の先端を行こうとするパッションにあふれている」と語った。
 
NFC チップを搭載したデキャンタは10 月1 日から出荷予定(希望小売価格34 万円+税)。これを機に外箱(コフレボックス)も刷新される。個体識別もされるこのデキャンタはプレステージ商品におけるセキュリティーの在り方にも一石を投じることになるだろう。通信技術を伴わせたボトルによる、ユーザーとのかかわり方の変化やユーザー同士のコミュニティーづくり、さらに商品そのもののトレーサビリティーやセキュリティーの強化など、作り手と売り手、飲み手の関係性のさらなる進化に期待したい。
 

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