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インタビュー 経済産業省 三牧 純一郎 氏  Integrated Resort in Entertainment 

ノーゲーミングコンテンツを“世界への窓口”として設計し、国益につなげる!

【月刊HOTERES 2019年07月号】
2019年07月30日(火)
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世界一華麗と称される大玉の花火は今や海外のイベントを盛り上げる上でも欠かせない要素となっている

三牧 純一郎 氏 Junichiro Mimaki
MIMAKI JUNICHIRO
経済産業省 商務情報政策局 
商務・サービスグループ クールジャパン政策課 課長 (併任) 
デザイン政策室 室長 (併任)ファッション政策室 室長 

東京大学経済学部卒業。コロンビアビジネススクール(J-Term)留学。製造産業局 繊維課 ファッション政策室 課長補佐、内閣総理補佐官秘書官、中小企業庁 創業・新事業促進課 課長補佐、資源エネルギー庁 省エネルギー課 課長補佐、商務・サービスグループ クールジャパン政策課 課長補佐を経て、現職。「ディスプレイ産業賞」「毎日ファッション大賞」等で選考委員を務め、ファッション・デザイン業界に造詣が深く、これらビジネスに関する講演も多数。「ベストニットセレクション展」の発足に尽力、繊維・ファッション業界での省エネ取組を促進するべく、「Save the energy project」を立ち上げるなど民間によりそった政策実行も多く、昨今ではエンターテインメントコンテンツの輸出振興にも寄与している。

 
■IR 時代を迎える日本にどのような見解を持たれていますか?
 
 日本のIR は現状まだ場所が決まっていませんから具体的なことをお話しするのは難しい点がありますが、いずれの場所にできる場合にもインバウンドで日本に来られた観光客の皆さまに日本への認知・理解を深め、日本食や日本のものを好きになっていただくことで消費と共に情報発信をしてもらいたいというのがわれわれとしてはありますし、日本へのインバウンドを増やす後押しも引き続きしていきたいと考えています。
 
そういった意味でIR 市場開場においては法整備の際に“日本の魅力を発信する場を作る”という内容が織り込まれていますから日本のコンテンツ、それもトップコンテンツがそろうことが望ましいと思いますし、ショッピングモール等には地方の産品なども含め、日本ブランドや伝統工芸品のセレクトショップを入れていきたいと考えています。
 
エンタメに関しても日本ブランドという面での大切な要素であり、商品であると考えています。それにはIR という舞台だからこそ展開し得るクオリティーの高いコンテンツの構築が望まれますし、それらが上映、上演されることでIR 施設が世界へ向けた日本のエンタメコンテンツの展示会の役割を担うようになることも重要ですね。


日本人のプロジェクションマッピングクリエイターのクオリティーは世界でもトップクラスを誇り、コンテンツ輸出の面で今後、強い商品となることが期待される


これまでクールジャパン政策では日本の伝統工芸品を海外で紹介することを主に推進してきたが、今後は国内の生産地へのインバウンド誘致などにも力を入れていく

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