2015年7月1日、いちごグループホールディングス㈱はホテル特化型J-REITを設立し、東京証券取引所上場に向けた準備を開始することを公表した。
東京証券取引所に上場し、現時点で累積運用資産残高1.4 兆円以上を有するいちごリートがJ-REITでナンバーワンとなる10 期連続の増配を実現している中、同REITによってさらなる収益拡大を目指すという。
同社ではリリースにおいて「わが国のホテル業界は、景気回復による幅広い年代の利用者増加やインバウンド需要拡大を背景とし、持続的な成長が期待されております。また、当社が蓄積してきたホテルのオペレーションマネジメント力を活用することにより、運用するホテルのADR(平均客室単価)、稼働率向上を実現することが可能です。いちごは、投資家からの投資ニーズも高いホテルを投資対象とした投資法人の設立および上場により、広く投資機会の拡大を図るとともに、投資主価値の最大化を目指してまいります」としている。
プレスリリースは以下サイトにあります。
https://www.ichigo-holdings.co.jp/release/
■いちごホテルリートの資産運用会社の概要
名 称: いちご不動産投資顧問株式会社
所 在 地: 東京都千代田区内幸町一丁目1 番1 号
代 表 者: 代表執行役社長 織井渉
代表執行役副社長 内藤卓已
事業内容: 不動産投資信託(J-REIT)および私募不動産ファンドの運用事業
資 本 金: 400 百万円(2015 年2 月末現在)
出 資 者: いちごグループホールディングス株式会社 100%