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データファイル 日本フードサービス協会 

2017 年1 月の外食産業市場動向 年始需要に支えられ、売り上げは前年を上回る

【月刊HOTERES 2017年03月号】
2017年03月23日(木)
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 1 月は、地域によっては大雪や冷え込みが厳しく、客足にマイナスとなったところもあるが、正月三が日を中心に年始需要がおおむね好調で、全体売り上げは102.4%と5 カ月連続して前年を上回った。
 
 FF(ファストフード)業態では、全体売り上げは104.2%と前年を上回った。「洋風」は、消費者参加型プロモーションや期間限定商品などが客数を押し上げ、売り上げは105.6%となった。「和風」は、サイドメニューやフェアメニューが好調で、売り上げは103.2 %。「麺類」は、積極的な出店で客数が伸び、売り上げは103.6%。「持ち帰り米飯・回転ずし」は正月のテイクアウトが好調で、売り上げは101.6%。「その他」は、カレーが昨年末の価格改定で客単価が上昇、売り上げは103.1%となった。
 
(FR)ファミリーレストラン業態の全体売り上げは100.8%と前年を上回った。
 
 業種別では、「洋風」が高単価商品や季節メニュー等の健闘で堅調に推移し、売り上げ101.0%。「和風」は、店舗減客数減により売り上げは98.2%。「中華」は、悪天候で客数減の店もあったが、販促キャンペーンなどに支えられ、売り上げ100.8% となった。「焼き肉」は、年始需要がおおむね好調で、売り上げ104.7%となった。
 
「パブ・ビアホール」は、既存店実績は前年に及ばなかったものの、店舗増により売り上げ101.6%。「居酒屋」は、引き続き店舗減に加え、成人の日の宴会が減ったところもあり、売り上げは93.9% となった。
 
 ディナーレストラン業態では曜日回りの影響を受けた店、価格設定の見直しで好調の店など、業績は各社まちまちだが、店舗増により売り上げは103.5%となった。
 
 喫茶業態は、付加価値のある季節メニューの販促や独自のプリペイド式カードの受け入れが奏功し客単価が上昇、売り上げは102.5% となった。
 
日本フードサービス協会
http://www.jfnet.or.jp/

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