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ペンフォールズがソムリエ対象にスペシャルワインセミナーを開催

【週刊ホテルレストラン2017年03月03日号】
2017年03月03日(金)
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オーストラリアを代表するワイナリーの一つであり、世界で唯一、ワインメーカー・オブ・ザ・イヤーを25 年連続受賞した「ペンフォールズ」。そのアジア地区アンバサダーであるユアン・プロクター氏が来日し、オーストリアの名門ブランド、ワイングラスのリーデル社との共催によるソムリエを対象としたスペシャルワインセミナーを、リーデル青山本店で開催した。

テイスティングされたワインは、「クヌンガ・ヒル・オータム・リースリング2015」、「ペンフォールズ マックス・シャルドネ2015」、「ペンフォールズ マックス・シラーズ2014」、「ペンフォールズ ビン389 カベルネ・シラーズ2013」の4本

1844 年、サウスオーストラリア州に創業したペンフォールズは170 年以上の歴史を持ち、オーストラリア最高峰と評される「グランジ」を1951 年以来リリースし続ける卓越した生産者でもある。「グランジ」は初代ワインメーカーのマックス・シューバートが生み出した長期熟成スタイルのワインで、当時のオーストラリアの伝統を突き破るものだった。彼の功績が現在のペンフォールズの基盤となっている。

リーデル社グラスエデュケイターの庄司大輔氏が口の長いデキャンタに注いだ後、ワインをシェイク!ワインを空気に触れさせ、最もやわらかくすることを目的にしているという

 
まず注がれたのは、親しみやすいバリューワインレンジの「クヌンガ・ヒル・オータム・リースリング2015」。フレッシュな酸のクリスピー感と果実味の余韻が心地よく、高級レンジの印象を受けた。グラス「Riesling/Zinfandel( 6449/15)」 も 大きな仕事をしたに違いない。オーストラリアのシャルドネは太陽の恵みを受けてアロマティックな要素もあるため、「ペンフォールズ マックス・シャルドネ2015」には、グラスに鼻を寄せた時に香りがよく届く形状の「Viognier/Chardonnay(6449/05)」が選ばれた。シラーズにこだわったマックスに敬意を表した「ペンフォールズ マックス・シラーズ2014」を「New World Shiraz(6449/30)」で飲む。高さのある大きなボウルの中でワインがよく開き、豊かなアロマと深みのある味わいが楽しめる。これを下半分がボルドー型で上半分がピノ・ノワール型の「Old World Syrah( 6449/41)」に移すとオークがより強く感じられ、土っぽさが表れる。「ビン389 カベルネ・シラーズ2013」を「Cabernet/Merlot(6449/0)」で試すと、タンニンがよく熟してなめらかで、酸のうまみとのバランスが抜群だ。「NewWorld グラスだとプラムっぽさがより出る。若いワインだからOld World グラスでもいい。正しい、正しくないはない」とユアン氏。
 
デキャンタパフォーマンスでは、「デキャンタ中はソムリエにスポットが当たり、劇場の主役になるが、客が楽しめるエンターテイメントでもある」。見ていて実に楽しく、ワインがよりおいしく思える。「最初はデキャンタが怖かったが、使っているうちに好きになった」とユアン氏。参加者からは、触れる機会が少ないので、デキャンタセミナー開催を!という声も。日本でも華麗なデキャンタパフォーマンスが常識になる日は近いかもしれない。
 

ペンフォールズワインの品質の高さとグラスの組み合わせ技に感心しきりのセミナー参加者たち
 
取材/文:綿引まゆみ

ユアン ・プロクター氏(Ewan Proctor
シドニーの高級レストランのソムリエを経て、2013 年からペンフォールズのワイナリー兼レストラン「マギル・エステート」のヘッドソムリエに就任。2016 年よりペンフォールズのアジア地区アンバサダーとして活躍中。

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