宿泊業3件(前年比5件減)、飲食業74件(前年比40件増)
東京商工リサーチは2023年 8月の「倒産月報」を 2023年 9月 8日に発表した。全国の企業倒産件数は 760件(前年同月54.4%増)、負債総額が1083億7700万円(同 2.73%減)となった。
件数は、2022年 4月から17カ月連続で前年同月を上回った。2023年に入り前年同月との増加率が拡大し、8月の54.4%増はコロナ禍以降では最大となった。
負債総額は、2カ月ぶりに前年同月を下回った。負債 10億円以上の大型倒産は 19件(前年同月 16件)と増加したが、100億円超は発生せず(前年同月 1件)、8月では 3年ぶりに前年同月を下回った。また、集計対象外となる負債 1000万円未満の倒産は、37件(前年同月24件)発生した。主な倒産理由は、「物価高」で 58件(前年同月 25件)で、前年同月の 2.3倍に増加した。
産業別では、2008年 9月以来、約15年ぶりに 10産業すべてが前年同月を上回った。
8月の「新型コロナウイルス」関連倒産は 241件(前年同月比 24.2%増)発生した。集計を開始した2020年 2月からの累計は 6892件に達した。
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