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2023年9月22・29日号 トップインタビュー オキナワ グランメールリゾート 総支配人 武田 章 氏

トップインタビュー オキナワ グランメールリゾート 総支配人 武田 章 氏

【月刊HOTERES 2023年09月号】
2023年09月28日(木)
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----アフターコロナとなりました、2023年の営業状況はいかがでしょうか?

 コロナ禍では年間稼働率が 20%台まで下がりましたが、現時点で 75%と回復しております。8月は台風 6号の影響もかなり大きかったですが、その後の予約は順調に伸びてきております。インバウンドも中国からの団体旅行が解禁となり、さらなる追い風になる見込みです。当ホテルが位置する沖縄市はスポーツ、音楽の街として力を入れており、市や観光協会とも連携して県内外のセールスも行なっているので、スポーツ団体、修学旅行誘致はさらに期待できると思います。こちらもやはり今まで行なってきた人と人とのつながり、信頼により獲得に結び付いていると感じております。 

----ホテルパーソンであることは人生のキャリアにおいて、どのようなものと考えますか。

 ホテルマンという仕事に就き、はや34年となりましたが、いくつかあった人生の分岐点の中でも2017年に受講したプロフェッショナルレストランマネジャー養成講座(宿屋塾主催)の講師で五十嵐茂樹氏との出会いは、その後の自分の動き方に大きな影響を与えました。五十嵐氏が冒頭、「こういった講座を受けると、たいていの人は分かった気になって何もやらないのです」と発した鮮烈な言葉に火がつき、絶対に結果を出してモノにしていこうと、懸命に吸収していきました。今でこそ言えますが、懸命に食らいついていると思いもよらないところから想定外のチャンスが訪れるのです。19年に沖縄勤務を決めたのも、得た知識を発揮するチャンスだととらえることができたからだと思います。
 
 難しくとらえすぎて扉を開かないままでは何も変わらない、そう解釈し、こうした経験をスタッフたちにも味わってほしいので、迷ったり悩んだりしたときに「話せる存在」というポジションを自分は保っていきたいと思います。売り上げ、利益を達成させるのは当然ですが、何よりも現場が信頼しあっていること、これこそが職場が備えるべき需要な環境要素だと私は思います。

 

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