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一般社団法人 全日本ホテル連盟 (1)国づくり(2)会づくり(3)人づくり(4)宿づくり 23年度は四本柱とSDGsの推進を宣言

一般社団法人 全日本ホテル連盟 (1)国づくり(2)会づくり(3)人づくり(4)宿づくり 23年度は四本柱とSDGsの推進を宣言

【月刊HOTERES 2023年07月号】
2023年07月19日(水)
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 全日本ホテル連盟(以下、ANHA)は、ホテルメトロポリタンエドモント(東京・千代田区)において「2023年度通常総会」を 6月 13日に開催。同日の役員改選で、清水嗣能会長(ホテルリバージュアケボノ社長)が再選した。現在の所属企業数は 229社。
 
 清水会長は、23年度事業計画として(1)国づくり(2)会づくり(3)人づくり(4)宿づくりの四本柱を掲げるとともに、「MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)」に基づく持続可能な経営・運営を追求するほか、SDGsの推進についても連盟が取り組む基盤の一つとした。また、今春実施した会員向けアンケート調査によると、85%強が「人材が不足している」と回答。そこで、スタッフの賃金アップとともに宿泊料金を引き上げたアメリカでの対策事例を挙げ、日本の宿泊業界も「価格競争から価値競争への転換が不可欠になる」と言及した。
 
 また、来賓の観光庁観光産業課長の柿沼宏明氏も同様に、業界の最大の課題は人材不足とし、「宿泊業における生産性の向上はさらに重要で、それらを実現すべく高付加価値化事業の推進を観光庁でも支援していく」。
  
 基調講演では、人とホスピタリティ研究所代表の高野登氏が「価格競争から価値供創へ ~おもてなしの力~」において、ブランディングとは名称の表現力が宿っていることとし、スタッフの共通認識と誇りがブランドを形成するとした。また、ホテルメトロポリタンエドモントの松田秀明総支配人が「ホテルが実践する食品ロス削減による SDGsへの取り組み」にて、同ホテルが実践している環境省が発動の「mottECO(もってこ)」(URL:https://www.env.go.jp/recycle/foodloss/index.html)の活動事例を挙げ、参画を促した。
 
 今後 ANHAでは、オンラインによる経営セミナーを実施することで人材発掘と各支部の活動参加数を増やし、活動の意義を高めたいほか、女性の活躍と結束を担う場として女性部を創設する。

 

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