奈良公園の西端、約 9000坪の敷地に 8棟の建物が並ぶ町並みを形成する予定
森トラスト(株)(本社・東京都港区)は、ホテルブランド『翠SUI』の 3軒目展開として、マリオット・インターナショナルの最高級カテゴリーブランド「ラグジュアリーコレクション」を誘致したダブルブランドホテル『紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良』の開業発表を行なった。オープンは 2023年夏予定としている。
本件は奈良県の官民連携事業「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」における『(仮称)奈良吉城園計画』の新規ホテル開発として進められているもの。日本文化発祥の地として世界に知られる奈良の中で、特に吉城園周辺地区は名勝地「奈良公園」の西端に位置し、春日大社や興福寺、東大寺などの世界遺産にも囲まれた緑豊かなエリアとなる。サンフランシスコ平和条約が調印された場でもある、旧知事公舎をはじめとした歴史的建造物を保全・活用しつつ、建築家・隈研吾氏が設計を手掛ける。『翠 SUI』ブランドとしては、京都の『翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都』、沖縄『イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル 沖縄宮古』に次ぐ 3軒目となり、森トラストの奈良での展開としては 2020年 7月に開業し日本初進出となるマリオット・インターナショナル最高級ブランドホテル「JWマリオット・ホテル奈良」に続くものとなる。これにより同社が掲げる「ラグジュアリー・デスティネーション・ネットワーク」構想を基にした発信は、ますます広がることになり、さらなる日本の観光先進国化、地方創生に貢献すると森トラスト(株)代表取締役社長 伊達美和子氏は会見で語った。
紫翠ラグジュアリーコレクションホテル奈良 客室(イメージ)