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2022年10月28日号 トップインタビュー ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜総支配人 阿部 泰年 氏

トップインタビュー ザ・カハラ・ホテル&リゾート 横浜総支配人 阿部 泰年 氏

【週刊ホテルレストラン2022年10月28日号】
2022年10月27日(木)
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時を忘れることができる贅沢な空間をお客さま目線で創造することが使命

----コンシェルジュから総支配人へ、まさにスペシャリストからゼネラリストに変わったということですね。

 その表現がぴったり当てはまると思います。確かにコンシェルジュはスペシャリストの代表格であり、広い景色を見ながら最も高いサービスを提供する役割を果たすことが求められます。
 
 コンシェルジュというスペシャリストとしてのサービスレベルを持っている私と同等のサービスを、ホテルで働く全スタッフが提供できるようになればとても強いチームが出来上がるはずです。そのチャレンジができるのはゼネラリストである総支配人であり、そのポジションに私がいることによって高いポテンシャルを発揮することができると自負しています。
 
 開業前に集めた仲間たちは一生懸命に仕事をしてくれる人ばかりで、大きな伸びしろがあります。全員がコンシェルジュと同じレベルのサービスを身に付けながら、本気で日本一のホテルを目指していきます。
 
----ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜のコンセプトをどのように具現化していきますか。

 ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜のコンセプトは「Timeless Luxury 時を忘れ、時を超え、時を刻む。」であり、ハワイのザ・カハラ・ホテル&リゾートと共通のブランドガイドラインを創っています。
 
 ホテルのあり方を表現するロゴマークの中心にはホテルの魂である「スピリット・オブ・カハラ」があり、その周辺にある5枚の花びらによって私たちの「行動指針」を示しています。さらにその周りにも5枚の花びらがあり、「コアバリュー」と呼ばれるブランド価値を示しています。そのすべてを全スタッフに落とし込むことで、お客さまに Timeless Luxuryを提供するのです。
 
 Timeless Luxury、すなわち時を忘れるのはとても贅沢なことです。常に時間に追われている生活を離れ、時を忘れることができる空間を創造することが私たちの使命なのです。私たちは客室、料理、サービスを売っていますが、その根本にある思いは時間と空間の提供にあります。その時間と空間の中で、 Timeless Luxuryを感じていただける居心地のよさを生み出していかなければなりません。
 
 ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜の開業前日、2020年 9月22日18時、すべての準備が整ったところで、私は自分がコンシェルジュとして部長を務めていたゲストリレーション部のスタッフたちに「明日開業したら、好きにやってもらって構わない」と言いました。「いくらお金をかけても、時間をかけても構わない。ただし2つのルールだけは守ってほしい」と。2つのルールとは「必ずお客さまの目線に立ってジャッジメントする」、そして「必ずお客さまを喜ばせて帰ってくる」です。
 
 コンシェルジュから総支配人になった私がホテル目線に立って利益の追求だけに走ってしまったら、このポジションに立っている意味がなくなってしまうと考えています。現実のビジネスは甘いものではありませんが、それでもやはり常にお客さま目線に立ち続けてジャッジメントをしていこうと思います。

 

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