訪日は94.7％減の14万7000人出国は90.7％減の13万4000人

　日本政府観光局（JNTO）による訪日外客数・出国日本人数の 2022年 5月の推計値がまとまった。訪日外客数は14万 7000人（COVID-19（新型コロナウイルス）の影響前の 2019年同月比94.7％減）となった。

　2020年 1月下旬以降の COVID-19の世界的な拡大により、日本を含め多くの国々で海外渡航制限の措置を基本としつつ、その感染状況の変化にあわせ、緩和・強化が繰り返されてきた。
　最近では、一部の国・地域を除き、世界的に出入国規制の緩和の傾向が強まっている。
 
　日本においては、2022年 3月から観光目的以外の新規入国が一定条件下で再開され、訪日外客数は 2カ月連続で 10万人を上回ったが、5月は引き続き観光目的の入国制限等が継続しており、COVID-19の影響前の 2019年同月比 94.7%減の 147,000人にとどまっている。
 
　市場別では、韓国は 8,800人（対 19年同月比 98.5%減）であった。COVID-19の拡大により、日本政府による検疫強化（検査・待機等）、査証の効力停止等の対象となっている。中国は 17,600人（対 19年同月比 97.7％減）。台湾は、1,900人（対 19年同月比 99.6%減）。香港は 700人（対19年同月比 99.6%減）だった。
 
　東南アジアにおいて、タイは 2,900人（対 19年同月比 97.3%減）。シンガポールは 1,200人（対19年同月比 96.8%減）。
　豪州は 1,500人（対 19年同月比 96.8%減）。カナダは、900人（対 19年同月比 97.5%減）。米国は、8,100人（対 19年同月比 94.8%減）だった。
　このほか、出国日本人数においては 13万 4,000人（対 19年同月比 90.7%減）だった。

----
※各種図表など詳細なデータにつきましては本誌ご購入、または電子版有料版にご登録いただけますよう、お願い申し上げます。
 
2022年7月22日号ご注文フォームはこちら
https://ec.hoteresonline.com/products/list.php
----