旅行検索サービスを提供する(株)atta(本社・東京都港区)は 10月 1日、緊急事態宣言が解除された最初の週末の宿泊料金トレンドの調査結果を発表した。
同調査はオンライン予約が可能な全国 1万 6552軒の宿泊施設を対象に、10月 2日(比較:9月11日)の 2名1室 1泊 2日の宿泊料金価格を調査したもの。データ抽出は宿泊するチェックイン日の 30〜3日前の間。
同調査によると、緊急事態宣言が解除されてから最初の週末である 10月 2日時の宿泊料金は、チェックイン 30日前時点とチェックイン 3日前時点の宿泊料金を比較すると、9%安くなっていた。
これは緊急事態宣言中の 9月 11日時点と同様の傾向であり、緊急事態宣言が解除されることで宿泊需要が高まり宿泊料金が高騰することを同社は予測していたが、予測が覆る結果となった。
同社は今後も継続的に緊急事態宣言解除後の宿泊料金トレンドを調査していく姿勢である。
2021年東京オリンピック・パラリンピック期間中の東京平均宿泊料金推移