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2021年9月24日号 トップインタビュー Zentis Osaka 総支配人 安井 淳 氏

トップインタビュー Zentis Osaka 総支配人 安井 淳 氏

【週刊ホテルレストラン2021年09月24日号】
2021年09月22日(水)
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「関西のパレスホテル」ではない冠せず、新カテゴリーとして挑む

----2020年 7月15日の開業から1年は、まさにコロナ禍でのスタートとなりました。開業当時から現在までについて状況をお話しください。

 「Zentis」は、パレスホテルが手掛ける初の宿泊主体型ホテルの新ブランドです。名称の「Zentis」は究極を象徴する「Z」とラテン語で本質を表す「entis」、また、日本語の前途(zento)や縁(en)から作られた造語です。自らのライフスタイルの本質を極める人たちが暮らすように滞在を楽しみながら、前途を切り開き、縁と巡り合える場所になるという思いを込めました。

 (株)パレスホテルは 1961年に創業。2012年の建て替え時に「パレスホテル東京」を現在のステータスに引き上げ、グランドオープンしました。よく、その国の文化度を知るにはその国の代表的なホテルに泊まってみればよいと言われますが、パレスホテル東京は日本を代表するホテルとして、国の使命を担える存在を築き上げたと思います。何よりも国内の独立系ホテルとして、フォーブス・トラベルガイドなどによる世界的な評価や認知度も高まってきました。今後のポートフォリオとして、これまでとは異なるカテゴリーのホテルを別ブランドとして主要都市に展開していきたいという思いから、Zentisが誕生しました。

 「Zentis Osaka」は、主要路線が乗り入れる大阪(梅田)駅やビジネスの中心地である中之島へ徒歩圏内、古くから文化・芸術の拠点である堂島や、経済界の社交場である北新地に近い場所にあります。地上 16階建ての複合施設の1階から 13階までを占め、1階はフロントと宿泊者向けのゲストラウンジ、2階にラウンジ、バー、レストラン「UPSTAIRZ(アップステアーズ)」、3階から 13階が客室階となっています。客室は 2室のスイート(57m2)のほか、コーナーステュディオ(32m2)が 41室、ステュディオ(25m2)が 169室という全 212室です。宿泊のメインターゲットは 30.60歳代の旅慣れた大人の方、さらには、旅の楽しみやぜいたくを知り始めた Z世代も視野に入れています。全館の主要インテリアデザインは、世界でいくつものラグジュアリーホテルのデザインを手掛ける「タラ・バーナード&パートナーズ」に依頼しました。全体にインダストリアルな素材を用いたタイムレスなイメージ。各客室はコンパクトながらも必要な機能を備えています。インテリアは温もりのある自然な素材や色調を基本に、上質で洗練された雰囲気に仕上げてあります。

 コロナ禍の開業でしたので、宿泊の稼働率は当初の予想とは異なるものとなっています。週末は関西圏の若いお客さまの宿泊が多く、ADRが上がっているのが特徴でしょう。また、テレワークの需要も多く、12時間ステイプランなどデイユースプランが好調です。 

 

----レストランは直営ではないものの、付帯レストランとして一緒に運営という方針と聞きました。

 ラウンジ、バー、レストラン「UPSTAIRZ」は、朝食からランチ、アフタヌーンティー、ディナーまでご利用いただけるオールデイダイニングです。レストラン(54席)、バーラウンジ(38席)、テラス(24席)とエリアが分かれ、ホテルのメインダイニングというほど堅苦しくもなく、独自性もあり、使い勝手もいいと自負しています。料理は東京・中目黒のミシュラン一つ星レストラン「CRAFTALE」兼「UPSTAIRZ」のエグゼクティブシェフである、大土橋真也氏がプロデュースしています。
 
 大阪の特にホテルがある北新地周辺は、飲食店に対する期待値がとても高いエリアです。ローカルで戦うには、地元でパワーがあり、レストランがデスティネーション化するくらいのパートナーが必要だと考えておりました。そこでパートナーシップを組ませていただいたのが、(株)カフェです。森井良幸社長が飲食店の経営だけでなく、空間デザイナーでもあり、多くのホテルやレストランに多様な業態を展開していることや地場の求めるものを熟知されて手を打つこと。加えてミシュラン星付きレストランも抱えているなど、さまざまな魅力がありました。現状、「UPSTAIRZ」の土日祝のランチタイムはほとんど満席です。平日はアフタヌーンティーも好評で、来店したお客さまが次々とSNSにアップされるので、比較的早い段階から地元の方々には注目され、高評価も得られていると実感しています。

 

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