前回、宴会場に開口部があり、かつ眺望が望める等景観要素(ランドスケープ)がある場合の収益力向上効果を調査し、その結果をご紹介しました。今回は、さらに純粋に「ランドスケープだけの効果」がどれほど見込めるのかを追加調査しましたので、その結果をご紹介します。前回は、宴会場に換気ができる十分な開口部があり、かつ眺望が望める景観要素がある場合についてその効果をご紹介しました。今回は、眺望の有無を考慮外とし、換気ができる十分な開口部のみがある場合のみの効果を、前回同様に調査した結果と前回を比較し、眺望が望める景観要素だけの収益力向上効果を抽出してみたいと思います。
北村剛史
Takeshi Kitamura
(株)日本ホテルアプレイザル 代表取締役/(株)サクラクオリティマネジメント 代表取締役/(一社)観光品質認証協会 統括理事不動産鑑定士、MA(I 米国不動産鑑定士)、FRICS(英国ロイヤル・チャータード・サベイヤーズ協会フェロー)、CRE(米国不動産カウンセラー)ホテル・旅館の不動産鑑定評価会社である(株)日本ホテルアプレイザルの代表取締役。
慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科在籍時には「ホテル・旅館の人格性、パーソナリティー」をテーマに研究。
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