今回は、その後、仮に新型コロナウイルス感染症が「終息」したと想定した場合、上記結果がどのように変化するかを調べてみました(全国200名男女に対するインターネットアンケート調査、2020年6月、弊社調べ)。
消毒対応していない施設と比べて、消毒対応を行なっている施設を「①是非使用したい」、「②使用したい」、「③やや使用したい」と回答した人の割合を見ますと、ビジネスホテルでは、①+②で 60%、③まで加えますと82%という結果でした。リゾートホテルの場合は、①+②で65.5%、③まで加えますと85%という結果でした。ラグジュアリー高級ホテルの場合は、①+②で63.5%、③まで加えますと84.5%という結果でした。旅館の場合は、①+②で63.5%、③まで加えますと85.5%という結果でした。
仮に「終息」を想定したとしても、感染症対策の代表的取り組みとして、客室消毒を宿泊施設選択上の重要要素としていることがうかがえます。
2020年9月25日号 新しい視点「ホテルの価値」向上理論 ホテルのシステム思考
第414回 「終息」を想定した場合における感染症対策の在り方
【月刊HOTERES 2020年09月号】
2020年09月24日(木)