得田秀範氏(左)と前田浩氏。以前は喫煙ルームのあるフロアでエレベーターを降りた瞬間、タバコのニオイが充満していると感じていたが、「airnote」設置後はその感覚はなくなり、フロアを歩きやすくなったという
消臭という機能に加えて、香りという付加価値をホテル空間に積極的に取り入れていくことが、「airnote」の提案する方向性だ
快適な空間づくりのために
香りは欠かせない要素の一つ
あまりにも客室のニオイがひどい場合、売り止めにしなければならない事態もかつてはあったが、「airnote」を導入したことでニオイを原因とする売り止めの数は大幅に減少。タバコのニオイによるルームチェンジもほぼゼロに近づいてきている。ニオイに関するお客さまの声も確実に減り、ことタバコのニオイについてはほぼ見られなくなった。城山観光ホテルではブランディングの一環として、空間への香り付けの方向性を以前から追求していた。実際に各フロアのエレベーターホールでは、フレグランスのリードディフューザーを使って香りを楽しんでいただいている。
その流れの中で、「消して」+「香る」という「airnote」のコンセプトは自然な形で受け入れられた。「airnote」の香りについては、トライアルを通じてスタッフからの人気を集めた「リゾートフローラル」と「ブライトシトラス」の2種類を併用している。今後は様子を見ながら、1種類に集約させていく方向性で考えているという。
ホテル空間における特定の香り付けに対するお客さまの許容度は広くなっていると考えられ、むしろ快適な空間づくりのために、香りは欠かせない要素としてとらえられるところまで来ていると言っていいだろう。「消して」+「香る」という機能によって、タバコを中心とするホテルのニオイ問題を解決し続ける「airnote」の力を、城山観光ホテルはフルに活用している。それはひとえに、鹿児島を訪れる人々に「安らぎの非日常空間を提供したい」という強い思いから来る取り組みと言えるだろう。
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