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第三十五回 キャリアデザインは口に出して言え 福永健司のキャリア論

自分の最大化を考える

2017年05月09日(火)
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 あなたが今、行なっている業務や職種は10年後にこの世に存在しますか?
 
 音楽を聴くことひとつとっても、レコードがCDになりMDとなりそしてダウンロードするという手段が変化し、スーパーのレジも飛行機のチェックインもセルフ化されているのは誰もが目にしている現実です。存在したものが不要になり新しいテクノロジーによって駆逐され求められる内容が変化しています。そしてそれに伴い、かかわっていた人の職が奪われているのが現状です。
 
 今後、労働力不足と生産性向上の旗の下、ホテルオペレーションでも多くのものが自動化やロボットで代用されることになります。そうした単純作業でなくそれに代わる新しい付加価値である“何か”をホテルは必要としています。
 

 そしてあなたはその“何か”を体現できますか?そのための仕込みをしていますか?

 “何か”はホテルの方針やスタイルにより決められるのでそれぞれが柔軟に対応するしかないですが例えば3つ以上の複数の言語を操れるコンシェルジュであったり、ソムリエの資格をもつ婚礼プランナーであったりすれば付加価値は高いと思いますしどこでも通用するスキルだと思います。自分の得意、不得意。そしてやりたいことに合致したものが理想ではあります。
 
ひとつの事をものにするにはそれ相応の時間と努力が必要です
次の時代を生き抜くために今日から仕込みを始めましょう。
 



 

仕込むのは今 
 



 


福永 健司 プロフィール
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