会社にビジョンとミッションがあるように個人にもそうした考えが必要と考えます。
ビジョン、ミッションはある意味自身の生き方でもあり、キャリアだけでなく人生の指針になります。
不透明、不確実性の高い現代、また震災のような自分ではどうすることもでない事が実際に発生します。気持ちが折れたり自身の方針がブレそうになるのはままある事態です。
それに対しどのように反応するのか、そしてその時に何を基盤とするのか、ビジョン、ミッションを考えておくことは自身のキャリアをデザインする上で非常に有効かつ重要なものです。
本来は会社やホテルとしてのビジョンやミッションに応じて個人のものがリンクされていることが理想であり、そうした考えを前提に作る方がより現実的ですが、ここでは敢えてそれを無視し個人として考えてみます。
ビジョンは今後目指したい姿、あるいは夢、ミッションはあなたの存在理由や役割あるいは夢を実現するためにやるべきこと、と定義します。
あなたのホテリエキャリアとしての夢はなんですか?総支配人になること?それともドアマンとしてその道を自分なりに極める?ホテルに身を置き多くのゲストに喜んでもらう?
最初にホテリエを目指したのは何故ですか?ゲストを喜ばせたい?良いサービスを提供したい?自分に一番合う職業だから?
この世に生を受けて誕生したこと自体が奇跡です。そういった意味では今、こうして生かされていることは何かの使命をそれぞれが持っています。自身の内側に問うてみてください。