ご経験があると思いますが楽しい経験と苦しい経験を思い返したとき、その後の皆さんに多くの影響を与えたのも記憶に残っているのも苦しい方が多くはありませんか?
成功体験を捨てよ、とか成功体験が役に立たないと論じているわけではありません。
“経験こそが師。すべてのできごとが自分を成長させる砥石にすぎない”
好きな言葉のひとつです。この観点で考えれば体験したことは良いも悪いもなくすべてが経験ということになりますが、自身を高め成長させるのは苦く、厳しい経験であると少なくとも私自身は実体験より感じています。
以前、上司に“オーマイガット(OMG)!”という状況をいくつ経験したかでその人の技量がわかると言われました。そして、これにものすごく賛同しています。そうした体験をいくつしたかが自分の引き出しを増やし、人の痛みを知り、また、自身のストレス耐久性を認識します。“オーマイガット(OMG)!”的な経験をするとその後に遭遇する事象も「以前あった経験に比べると大したことがないな」、という具合に比較ができるからです。
もちろん“オーマイガット(OMG)!”な案件かどうかは手をつけてみなければ分かりませんし、そこで折れてしまっては元も子もないのですが一つの判断基準として簡単(容易)そうな道と困難そうな道が目の前に広がっている場合は困難なものに挑戦してはどうでしょうか?
火中のOMG(栗)を拾え、OMG(苦労)は買ってでもせよ
- 福永 健司 プロフィール